秋も深まり、使わなくなった夏布団のお洗濯方法です。
夏の間は、タオルケットや薄手の掛布団を使うことが多いのですが、冬布団と違って、「お家で洗えます」「洗濯機で洗えます」という表示を見かけたことありませんか?
夏の間に使用したお布団は、汗汚れなどはもちろん、ダニもいるので、片付ける前にできれば丸洗いしたいですね。そこで、今回は、夏の薄手羽毛布団をお家でお洗濯です。
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①「破れがないか?」必ずチェックする。
破れに気づかずに洗ってしまうと、中の羽毛が出てきてしまって、見るも無残な状態で洗いあがってしまいます。もし、破れがある場合は、リフォームが必要です。ご購入店か、リフォーム店またはクリーニング店で破れを縫ってもらいましょう。
②週間天気予報をチェックする。
秋になると気温も下がり、日照時間も短くなるので、しっかり乾かすには晴天の日が2~3日間続く必要があります。
布団を干すのに最適な時間は、午前10時~午後3時です。午後3時を過ぎると気温も下がり日も落ちてくるので、湿気がたまりやすくなります。
半乾きの羽毛布団は、悪臭が発生しやすいので、しっかり乾燥をしなければなりません。
③洗剤をチェックする。
必ず液体洗剤で、「中性」「濯ぎ1回」「柔軟剤いらず」の3つが揃った洗剤を使用してください。
粉末洗剤や柔軟剤を使用すると、羽毛の中に洗剤が残りやすいです。洗剤が残るとふんわりと仕上がらなかったり、臭いの原因になります。
①家庭用洗濯機で洗う
7㎏以上の洗濯機であれば、「毛布コース」があります。
たてに3つ折りし、端からくるくると丸めて洗濯機の中に入れて洗いましょう。
無造作に入れると、羽毛は軽いので表面がプカプカと浮いて、しっかり洗えない事が多いので注意してくださいね。
②お風呂で洗う
いつもなら残り湯を使いたい所ですが、羽毛の場合は新しい水または、ぬるま湯(30℃以下)を使用してください。
洗い方は、「センタクライブ」です。
大好きな音楽を聴きながら、楽しんでお洗濯しましょう。
洗い上がった羽毛布団は、羽毛が偏っていて、ペッチャンコです。
普段のお洗濯では、パンパンとたたいたり、シワを伸ばして干しますが、濡れた状態の羽毛はとても弱いので、そのまま物干し竿にかけましょう。乾いてくると自然に羽毛がほぐれてくるので、くれぐれも固まった羽毛を濡れたままほぐさないで下さいね!
乾いた状態であれば、ベランダに干す事もありますが、濡れているので、必ず物干し竿を使用してください。コンクリートに直接触れて乾くと、シミができたり汚れが付着するので、注意してください。
しっかりと広げて干し、2~3時間に一度は、表裏をひっくり返し乾燥を続けます。完全に乾いたら、叩かずに、端っこを持って、上下に振って下さい。そうするだけで自然にほぐれてフワフワになります。
薄手の羽毛布団は、2日あれば、しっかりと中間で乾燥されますが、不安な時は、コインランドリーで乾燥機を使用しましょうね。
フワフワに仕上げて、来年もまた心地よい睡眠をとりましょう。
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