まだまだ、寒い日が続き、洗濯物もスッキリ乾かない・・・なんてあなたに!
いつもより速くスッキリ乾く、干しのコツをご紹介!!
まずはじめに
下に続く
電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
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衣類が乾くときにポイントとなる要素についてすこし考えると、「表面積」「湿度」「温度」「風」がポイントになることがわかります。
「表面積」というのは、洗濯物の表面積を広げるという意味。
どうしても重なった部分は乾きにくくなるので、例えば
・シャツであれば襟を立てたりボタンをはずす
・パンツであれば筒状にしたり裏返すことで繊維の重なりを軽減、風に当たりやすいようにします。
「湿度」は、湿った空気を逃がすという工夫の必需性。
・換気扇で強制的に湿った空気を外に出す
・扇風機で風を起こすことで湿気を飛ばす
・除湿器があれば湿度を取り除くには一番最適です
「温度」に関しては、気温の高さ、室温の高さは洗濯物の乾きを早くしてくれます。
気温の低い日冬の場合は、室内のほうが乾きやすいということも多いです。
そして「風」。水分を飛ばすという意味においては、自然の風や扇風機やエアコン、また除湿機の送風などによる風はとても有効です。
以上の4つは、たし算のようなもので、どれかがゼロに近い状況だと合計ポイントが低くなってしまい乾きにくいということになります。
ですから、どれかが低い点数なら取れるところで点数を稼ぐ。出来るだけ合計得点を上げるようにするとはやく乾かすことができます。
冬場は特に湿度と温度でポイントが下がりやすいので、どう挽回するのか?が重要になります。
洗濯物が早く乾くために、干し方も見直してみましょう。
<ワイシャツ>
襟は立てて、ボタンは一番上の襟部分だけをとめて。あとは全部外す、袖のボタンも外す。こうすることで、重なる部分を最小限にできるので、乾きやすくなります。
<ロンTやニットなど>
脇の下などが乾きにくいので、ハンガー2本使って袖を持ち上げるように。ニットの場合は袖の伸び防止にもなります。
<冬場でもインナーとして着る機会の多いTシャツなど>
内側に空気が入るように、2本ハンガーを使って干す
<くつした>
靴下は、足裏部分の方が分厚くなっているものが多いので、つま先の方をとめて干す。ゴム部分の伸び防止にもなる。
<パーカー(特にフードが乾きにくい)>
逆バンザイ干し。トレーナーなども脇の下が乾きにくい場合もこの方法がオススメ。
<ジーンズ>
裏返して、出来れば筒状に干す。スペースがない場合はハンガーに。
<厚手のタオル(バスタオルや足ふきマット等)>
タオルなどは、きっちり重ねて干す方が多いですが、空気が触れやすくなるように、すこし長さを変えた「ずらし干し」が乾きやすいです。
このように、表面積を意識した干し方をしたあとで、
・ 室温をあげる
・湿度を下げる
・風を起こす
の要素を組み合わせていけば、いつもより速く、そしてスッキリ乾くはずです。
ぜひお試しを!
中村 祐一(Yuichi Nakamura) “洗濯王子”の愛称で呼ばれ、テレビや雑誌などの各種マスメディアでも活躍中。 東京都内で、日本で唯一の洗濯専門の教室「SentakuStudio」を主宰している。また、自身のホームページでは、洗濯に関する相談などを受け付け広く洗濯の啓蒙に力を注いでいる。 オフィシャルサイト http://www.sentaku-yuichi.com/ |
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