新しい洋服を買うと一緒についてくる共布の予想外な使い方-イドカバネット

新しい洋服を買うと一緒についてくる共布の予想外な使い方

急に寒くなり、ジャケットが必要な季節になってきましたね。

季節の変わり目になると、新しいジャケットやスーツを購入され、今年の新作おしゃれをたのしまれる方も増えますね。

新しいジャケットを買った時についてくる、共布とボタン。コレ、どうしてますか？

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何のためについているか知っていますか？

新品で購入すると、ついてくる小さな袋の中に入った、共布とボタン。

皆さんご存知の通り、ボタンは無くなった時などに使う予備のボタンです。

ブランドによっては、ボタンにブランド名を刻印しているオリジナルのボタンもありますね。

そして、共布。コレ何のためについているのか知ってますか？

破れた時に使う変わりの布と思っている方が多いようですが、じつはコレ洗濯テスト用の布なんです。

初めて洗うお洋服には、トラブルが起きやすいと言われています。
クリーニング店によっては「初めてクリーニングするお洋服はございますか？」とお客様にお尋ねするお店もあるほどです。

新品のお洋服をクリーニングに出す時は、最初の購入時のイメージが強いので、ちょっとした違いも気になりますね。
また最近では、家庭で洗えるスーツも販売されているので、最初のお洗濯はドキドキする事も多くなってきました。

そこで、役に立つのがこの小さな共布です。
製品と同じ布なので、お洗濯後の、色落ち、縮み、シワなどを見比べる事ができます。

もし、初めてのお洗濯で、縮んでしまったり、色落ちしてしまったらショック過ぎるでしょ？そのための、テスト洗浄用の共布と言われています。

でも、最近では、穴があいた時や、虫くいの被害に合った時に、リペア用の布として認識されている事が多いようですね。かけつぎ（かけはぎ）屋さんに行くと、「共布はございますか？」と必ず聞かれますね。

なので、大切に保管しておく必要がありますね。

どうやって保管している？

クリーニングでお預かりすると、ジャケットの胸ポケットや、パンツの後ろポケットに入ったままのお客様も多いようです。

ポケットに入れたままだと、クリーニング中にどこかへ行ってしまったり、紛失してしまう事があるので、必ず自宅で保管しましょうね。

保管方法は、人によってさまざまです。丁寧にファイリングする方。まとめてどこかに置いている方などなど。

因みに私は、お洋服についているタグと一緒にまとめて空き箱の中に入れ、洋裁道具置き場と同じ場所に置いてます。一緒にタグを入れておくと、お洋服の注意事項や素材ラベルが薄くなっても確認することができますよ。

いざっ！！って時に、必要な共布と予備ボタンなので、捨てずにとっておきましょうね。