湿気をクローゼットに持ち込まない、クローゼットの湿度を上げない方法をご紹介します。
梅雨の季節にはもう少し時間がありますが、最近の住宅は気密性が高く一年中湿気がたまりやすい傾向があるようです。
衣類にとって湿気は大敵です。除湿をしないとどうなるかというと、ダニやカビが繁殖します。
一般的にダニやカビは湿度が50%を超えると繁殖し、60%を超えると急激に繁殖すると言われています。乾燥しすぎるのもよくありませんから、目安は50%の湿度を目指すようにします。といっても我が家の湿度が知りたい場合はやはり湿度計が必要ですね。
梅雨時期などに何もしないと70%は軽く超えます。そうするとカビが繁殖し大切な洋服が台無しになるなんてことも・・・
そこで今回は、クローゼットの湿度を下げるというより簡単にできる湿度を上げない方法です。
まず、一日中着たスーツやジャケットなどを家に帰ってきたら皆さんどうしていますか?そのままクローゼットに放り込むなんてことはありませんよね?
当然、ウールなどの天然繊維のアイテムは湿気を吸っています。
脱いだらすぐにクローゼットというのは厳禁です。
玄関に一時的にかけるラックなんかあると便利ですね。
我が家では壁に取り付けました。
▲玄関に取り付けたラックっぽいもの
余談ですが、雨の日に傘も玄関の中まで持ち込むのはやめた方がいいと思います。
室内の湿度が上がってしまいます。防犯上心配かもわかりませんが、湿度の観点から言うと玄関の外に置いた方がいいです。
雨に濡れた衣類はもちろん乾かしてからクローゼットへ。乾きにくい場合は扇風機やエアコンの除湿機能を使うと便利です。間違ってもドライヤーで乾かさないようにしてください。
スーツなどをすぐクローゼットに入れないメリットは他にもあります。
匂いや花粉をクローゼットに持ち込まないためです。軽くブラッシングしてクローゼットへ入れましょう。
新聞紙を丸めてクローゼットに置くとか、重層や竹炭をクローゼットに入れておくだけでクローゼットの湿度は上がりにくくなります。
あっ、湿気は底に溜まるので新聞紙や重層はクローゼットの下の方に置いてくださいね。
カビが生えてからでは遅いので、簡単にできる事から始めましょう。
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![]() 山口市のクリーニング店の2代目。趣味はおいしいものを食べることとマンガを読むこと。会社のミッションは服を大切に着る文化づくりに貢献すること。最高のクリーニングを提供するためお客様からいただく納期に対して地域に募金をしたり、J2リーグ所属「レノファ山口」のユニフォームクリーニングなど地元に貢献中。
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