まだまだ肌寒い日もありますが、所によっては桜も咲き始めいよいよ春本番といったところでしょうか。もうすぐ春休み。家庭で洗える制服などはしっかりきれいにして新年度を迎えましょう。
今回は洗濯機にどのくらい洗濯物を入れればいいのか?入れすぎると、なぜいけないのかという事を考えてみたいと思います。
結論から言うと
洗濯機の容量の7割程度がベストです。
10kgの洗濯機なら7kgという事ですね。
基本的に単位は重さ(乾燥重量)なのですが、だいたいの見た目容量で問題ありません。
コインランドリーなどに行くと洗濯機や乾燥機に適量の線が引いてある場合がありますよね。少なすぎず、多すぎずやはり適量がベストなのです。しかし、最近の洗濯機は進化していて洗濯物の量によって水の量を調整してくれる機種もあるようです。便利になりましたね~。
では
なぜ洗濯機いっぱいに洗濯物を入れてはいけないのでしょうか?
2回に分けるくらいなら1回で済ませてしまいたいですよね。その気持ちは分かりますが、容量は必ず守ってください。
基本的に洗濯機で汚れを落とすメカニズムは、洗剤の化学的な力と機械力という物理的な力の合わせ技です。容量を守らないとこのどちらの力も発揮されません。
【ダメな理由その1】
洗濯機の中で衣類が回らない。つまり機械力が働かず汚れが落ちない。
【ダメな理由その2】
必要以上に衣類が引っ付きすぎ汚れや色が移ってしまう。
【ダメな理由その3】
すすぎがうまくいかず、洗剤残りが発生し異臭の元となる。
洗濯物の量を調整するだけで劇的に汚れがよく落ちたり、嫌なニオイがしなくなったりする場合があります。
色移りなども防げますので、色別に分けるなどして、面倒でも数回に分けて洗濯機を回してみてはいかがでしょうか。
村上裕之(Hiroyuki Murakami) 山口市のクリーニング店の2代目。趣味はおいしいものを食べることとマンガを読むこと。会社のミッションは服を大切に着る文化づくりに貢献すること。最高のクリーニングを提供するためお客様からいただく納期に対して地域に募金をしたり、J2リーグ所属「レノファ山口」のユニフォームクリーニングなど地元に貢献中。
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