今日は衣類の日焼けのお話です。
お日様が強くなる季節です。実は衣類も日焼けします。何でも良く乾く時期ですが、お洗濯後の天日干しに注意が必要です。
ゴールデンウイーク頃には、「初夏の日差し」があり温かく半袖でも過ごせるくらい良い天気の日があります。お洗濯物も良く乾く絶好のお洗濯日和をなりますが、それがゆえにご注意いただくことがあります。
これからの季節は日光の紫外線の量が増えるのですが、日光の紫外線に弱い素材があります。多くは変色の原因となりますのでその素材についてお書きします。
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①シルクとナイロンは素材は、特に紫外線に弱いです。素材自体が劣化や変色します。化学変化してしまいますご注意ください。
シルクは、ブラウスやコートの表地にも使用されていることがあります。
ナイロンはあらゆる点で丈夫なのですが、紫外線と熱に弱い性質があります。特に白いナイロンが紫外線で黄変するともとには戻せません。
染料にも生地の色の変化が影響します。日差しがまだらに衣類にあたりますので、まだら模様に変色します。そのような衣類がある場合はすでに変色してしまっています。
②麻素材の製品は、染色が弱いため変色します。染料が繊維へ十分に定着していないために変色します。汗の成分が残っているところなどは如実に変色しますのでご注意ください。
③薄い水色、ピンク、緑など、スプリングコートに使われるような春らしい発色性のよい製品は、染色が弱く変色します。水洗いにも弱く、常温の水でも色が出る恐れがあります。そのような衣類は、別途単品洗いすること、またつけ置き洗い程度にして脱水はしない方がよいと思われます。
このような製品を天日干しに向きません。大切に管理されるのなら、直射の当たらない日陰に干すか、衣類を裏返して干しましょう。
ちょっとの手間で衣類を長持ちさせるコツです。
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(文/Yoshihiro Tamura)
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