お正月気分もそろそろ完全に抜けた頃でしょうか?食べ過ぎて体重だけが戻らないなんてことは避けたいですね。私も昨年末からの忘年会、クリスマス、新年会と続きなんとなく体が重いです。
さて、正月は同窓会などで久しぶりに会う友人との機会に恵まれました。もちろん友人は私がクリーニング屋だと知っているのでいろいろクリーニングについて質問をしてきます。最も多いのはスーツはどのくらいの頻度でクリーニングに出すのか?ということでした。そこで今回は一応メンテナンスのプロである私が考える、スーツをクリーニングに出す頻度について書きたいと思います。
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電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
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宅配・保管クリーニング(ラクリ)
最初に言っておきたいのは、クリーニング屋だからクリーニングの頻度を多くしたいとか、節約という観点では今回はないという事です。あくまでも大切なスーツをいい状態で長く着用するという観点に立っています。
内勤や営業などいろんな着用状態があるので一概には言えませんが、ズバリ「月に一度」はクリーニングに出すべきだと考えます。もちろんスーツは3~5着を着まわす想定です。
スーツのクリーニング頻度はネットでもよく検索されるようで、ネットの情報よりは少しクリーニング頻度が高いかもしれません。スーツに限らず衣類は着用しているだけで汚れます。衣類についた皮脂が空気中の煤(スス)などを吸着してしまうためです。
そのままにしておくとスーツが傷む原因となります。ネットでは、あまり頻繁にクリーニングすると生地が傷むという記述も見受けられます。私は普段スーツは着ませんが、一度着用すれば必ずクリーニングします。(もちろんクリーニング屋だからですが)月にすると2回から3回です。
それでもスーツが傷むという事は全くありません。スーツが傷むのはやはり着用中であり、着用時間によるものが最大の原因です。もしそれでもスーツが傷んできたなと感じたなら、スーツの寿命が来たという事でしょう。
雨に濡れたとかシミが付いたなんて時は迷わずクリーニングに出しましょう。見た目にはどうもなく、少し匂ってきた場合は消臭剤を使ってるなんてことも聞きますが、匂ってる時点でかなり汚れていると考えるべきです。
クリーニング店はメンテナンスのプロです。スーツの状態・生地・シミの有無などによって適切なメンテナンスを提供しているはずです。まだまだスーツはビジネスシーンの主役であります。そんなスーツを適切にメンテナンスして、クールに決めてもらいたいものです。
この記事を書いた人
村上裕之(Hiroyuki Murakami)
山口市のクリーニング店の2代目。趣味はおいしいものを食べることとマンガを読むこと。会社のミッションは服を大切に着る文化づくりに貢献すること。最高のクリーニングを提供するためお客様からいただく納期に対して地域に募金をしたり、J2リーグ所属「レノファ山口」のユニフォームクリーニングなど地元に貢献中。
オフィシャルサイト
http://murakami929.jp
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