【衣類のカビ対策していますか?】
6月になり、いよいよ梅雨入りの季節になってきました。
この時期は、衣類の大敵であるカビが一番生えやすい季節です。
カビが生えると衣類を傷めるだけでなく、場合によっては再着用できなくなります。
そこで、カビを生えさせない為に何をすればよいのかお伝えしたいと思います。
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宅配・保管クリーニング(ラクリ)
カビが発生するには、以下の4つの条件かそろう必要があります。① 栄養分(衣類そのもの、衣類に付いた汚れ等)。
② 温度15℃~30℃。
③ 湿度75~95%以上。
④ 酸素。
この4つの条件のうち、
「一つでも取り除けば、カビは発生しません」とはいっても、なかなか大変です。
どうすれば良いのか?カビ予防対策です。
・衣類を洗う
(1)栄養分を残さないように、一度袖を通した物は洗いましょう。
カビの大好物は、たんぱく質、炭水化物、脂肪です。
(2)シミや汚れは、出来るだけ速く取り除きましょう。
(3)汗汚れなど濡れた衣類は、決してそのまま放置せずに、出来るだけ、速く洗濯を!
ゴルフウェアなど汗をいっぱいかいた服をナイロン袋の中に入って、忘れてしまい、カビだらけになってしまうことがあります。「何とかなりませんか?」というお客様の声を過去に幾度か受けた事があります。
湿度を減らす(1)風の通りをよくするために、洋服ダンス、クローゼットに衣類を詰め込み過ぎないようにしましょう。
(2)空気の流れが悪い押入れなどの収納場所には、スノコを敷いてその上で保管。また、押入れの奥にも隙間を作り、空気の流れをよくしましょう。
(3)除湿器で、湿度を下げましょう。
特にコンクリート造りのマンションのクローゼットには、特に有効です。
(4)クリーニング店から戻った衣類のビニールカバーは、湿気が入っても出ていかないので、必ず外して保管してください。
酸素の遮断(1)脱酸素剤入りの収納袋に入れて保管しましょう。
以上、色々と書いてきました。
衣類がカビだらけなった時は、
それは、衣類が「病気」になってしまったということなのです。
皆さん、病気になった時、どうされますか?恐らく、お医者さんへ行かれると思います。同じように、衣類が「病気」になったら、「衣類のお医者である」クリーニング店に相談されるのが、一番だと思います。
一番よい方法は
・決して、濡れた状態にしない!
・汚れやシミがついたら、速く洗濯する。
・
こまめに、衣類を点検する事です。
この記事を書いた人
亀田晋一(Shinichi Kameda) クリーニング寿 店主
目指すは「衣類のお医者さん」。品質を重視して、京都市東山区で染み抜き実績60年。地元の小中一貫校のブラスバンドの無料クリーニングも行うなど、地元の社会的貢献にも務めています。服を大切にするみなさんのお困りごとを解決していきます。
オフィシャルサイト http://www.クリーニング寿.com |
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