『色移りや移染を防ぐ家庭での洗濯』
こんにちは
5月の半ば頃から真夏のような暑さが続くようになりました。寒さが長かった冬の時期から過ごしやすい春を通り過ぎて、季節は梅雨から真夏へと移り変わっていきそうです。
先日、会社で「ファッションメンテナンス実演会」を開催しました。この企画は簡単に言うと衣類のお手入れの相談会ですね。ご家庭での洗濯で取れきれない衣類の汚れや、洋服の不調、衣類のメンテナンス方法のご相談を、店頭で実演を交えながらお答えしました。
ご相談が一番多かったのは、衣類の洗濯や着用中の色移りや移染変色や色あせのご相談でした。
これからの季節、家庭洗濯でトップスやボトムなどを洗う事が多く、洗濯時に色移りが発生する事があったり、突然の大雨や汗による色移りや移染などがおこりやすい季節です。
そんな色移りや移染など、洗濯方法を注意する事でおさえる事が出来ます。
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まず注意する所は、洗濯する衣類の色分けを必ずしましょう。通常は白色系、中間色系、黒色系3種類の色分けがいいと思います。
一番衣類の不調が起きやすい中間色。発色のいい色はさらに分けて洗濯する事をお勧めします。
次に注意するのは洗濯機に入れる衣類の量。現在はたて式型ドラムとよこ式ドラムの洗濯機があって、すべての洗濯機に容量があります。
だいたい、7キロ〜10キロぐらいの洗濯機を使われる方が多いと思いますが、どれくらいが適量だと思いますか?
意外と入らない洗濯機の適量ですが、7キロの洗濯機でTシャツが6〜7枚がちょうどいい量だと思います。洗濯衣類を洗濯機に入れすぎると、色移りや移染の可能性が高くなるので注意したいです。
色分け、洗濯衣類の量を調整しても色移りや移染がおこる事があります。
特に注意したいのがボーダー柄やストライプ柄バイヤーカラーなどです。色移りしそうな衣類を家庭洗濯する時は、中性洗剤と一緒に化学のりを少し入れて洗う事で、色移りや移染を起こしにくくなりますのでぜひ活用してください。
中性洗剤の入れ過ぎや柔軟剤の入れ過ぎは色移りや移染の原因になりますので、適量を入れるようにしましょう
これからの季節、汗をかいたり雨に濡れたりする事が多い季節です。
こまめな洗濯でサマーファッションを楽しんでください。
(文/Kazuya Oguro)
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