「綺麗にしてもらえますか」
このフレーズは、クリーニング店の店頭で交わされた会話ではありません。
漫画雑誌ヤングガンガンで10月6日(金)より、新連載された漫画のタイトルなのです。
実は、この連載が始まるのを知ったのは、クリーニング業界の業界紙「全ドラ」新聞でした。
え!
クリーニング業界に新聞紙があるの?
と思われた方が多いと思いますが、月3回発刊されています。
下に続く
電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
呼吸がしやすく、蒸れないクールエアマスク「Be*AIR」
宅配・保管クリーニング(ラクリ)
ちょっと横道にそれました。
本題に戻ります。
この漫画の主人公は、心優しい綺麗なお嬢さん 金目 綿花奈さん。
物語は、熱海にある小さなクリーニングを舞台に展開されます。
漫画でクリーニング店をテーマにされたのは、おそらく初めてなのではないでしょうか。ストーリーの中では、外部の人達があまり見ることのないクリーニング現場での作業風景も紹介されています。
基本的なシミの構造の図解など、クリーニングにあまり不勉強な人たちには知られていないことも書かれています。でも、決して難しい内容にはなっていません。
作者 はっとり みつる先生のストーリーの展開、組み立て方、登場人物の美しい人物描写など、作者の力量の素晴らしさからくるのででしょうね!!
物語の中での金目ちゃんの言葉です。
「お洋服って永く大切にされると」
「持ち主の物語や思い出が詰まった”宝物”になると思うんです」
この言葉を読んで、思わず込み上げるもながありました。
また、洋服を大切にされている人達に感動を与える言葉だと思います。
クリーニング業界に携わる多くの人達は、このような気持ちでお客様の洋服の手入れをされていると思います。
残念なことですが、クリーニング業界は、私達の説明不足から消費者から誤解されている事が多いと思います。そんな誤解が、この漫画を通じて、
溶かれる機会になるかもしれないと勝手に思っています。
連載が楽しみです。
この記事を書いた人
亀田晋一(Shinichi Kameda) クリーニング寿 店主
目指すは「衣類のお医者さん」。品質を重視して、京都市東山区で染み抜き実績60年。地元の小中一貫校のブラスバンドの無料クリーニングも行うなど、地元の社会的貢献にも務めています。服を大切にするみなさんのお困りごとを解決していきます。
オフィシャルサイト http://www.クリーニング寿.com |
亀田晋一の最新記事
イドカバネットは
衣類やお洗濯・お掃除など日常生活にまつわる情報を毎日お届けしています
気に入ったらFACEBOOKやTwitterから更新情報を入手してね