洋服を買う前に考えておきたいこと
12月に入り、デパートや色んなお店で洋服のバーゲンセールが始まります。
この服を買って
・どこどこへ行こう!
・誰々に会おう!
そんな想いをもって洋服選びをする時は、本当に楽しい時間ですね!
ただ、残念ですが
どんなに大切に洋服を着用しても、着用すれば必ずお手入れをしなければなりません。
恐らく、多くの人たちは洋服のお手入れを考えて、洋服を買われていないと思います。
私は、やはりお手入れも考えて買う必要があると考えます。
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電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
呼吸がしやすく、蒸れないクールエアマスク「Be*AIR」
![](/dcms_media/image/BeAIR_rec_202305.jpg)
![宅配・保管クリーニング(ラクリ)・株式会社ルビー](/dcms_media/image/LACURI20211102.jpg)
宅配・保管クリーニング(ラクリ)
お手入れの基準となるのが、洋服に縫い付けられている取扱表示です。
この取扱表示は、家庭用品品質表示法によって、ほとんどの繊維製品に表示するように定められています。
この法律は、消費者に衣類の正しい取扱を購入以前から知らせることによって、消費者保護につながるとして制定されたものです。
つまり、
衣類の品質保証書と言えるものなのです。
消費者の中には、着用の妨げになると切り取られる方がおられます。
消費者にとっても、洋服をメンテナンスするクリーニング店にとっても、ちょっと困ります!
取扱表示の情報は、洋服のお手入れにとって必要な情報なのです。
適切な洗濯処理をしたのに、問題が発生した時、この取扱表示がなければ、販売店やメーカーにその責任を求めることも出来ません。
購入された衣類がご家庭で
・洗濯出来るのか?
・洗濯出来ないのか?
消費者のお財布に関わることになります。
また、衣類によっては、家庭洗濯もクリーニング店でも洗濯出来ない衣類もあります。
後で、 困らないためにも、
衣類を購入する際には、取扱表示を見る習慣をつけることは、とっても必要な事だと思います。
もう一つ大切なことがあります。
取扱表示に記載されている洗濯方法のことです。
表示されている基準を守って洗えば、衣類の形状や風合いを損ねることなく洗えると書かれているのです。
別の言い方をすれば、洗える方法を示したものであって、決して、洗えば「綺麗に」なると保証したものではないのです。
衣類の購入者は、このことをはっきり認識する必要があると思います。
衣類の過度の着用は、衣類を痛めるだけでなく、衣類の再着用も出来なくしてしまいます。
また、家庭洗濯出来たとしても、家庭でのアイロン仕上げが難しいものもあります。
お気に入りの衣類を購入される時は、価格、素材、色、デザイン等で選ばれると同時に、取扱表示を確認して購入されることをお薦めします。
衣類のお手入れは、買う時から始まります!!
この記事を書いた人
亀田晋一(Shinichi Kameda) クリーニング寿 店主
目指すは「衣類のお医者さん」。品質を重視して、京都市東山区で染み抜き実績60年。地元の小中一貫校のブラスバンドの無料クリーニングも行うなど、地元の社会的貢献にも務めています。服を大切にするみなさんのお困りごとを解決していきます。
オフィシャルサイト http://www.クリーニング寿.com |
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