お掃除はがんばらない!これがプロが指南する最強の掃除方法です!
掃除をする時に、まず真っ先にやるべきこと、何だと思いますか?
「道具と洗剤をそろえることに決まっているじゃない」とか「とにかく手を動かすことでしょ」…と思うでしょう?
それでは、今までの「お掃除苦手」のパターンと変わりませんよね。
…実は、その前にもっとすごいことがあるんです。
それは
ズバリ!「気にしない」こと。
「え? ふざけないでよ」と思ったあなた、ちょっと待ってくださいね。
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電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
呼吸がしやすく、蒸れないクールエアマスク「Be*AIR」
あなたが気にならなければ、そして誰も気にしなければ、手を出す必要もない。だからストレスにもならない。
…まだ「そんないい加減なこと・・・」と思っていますね。
特にA型、B型、AB型の真面目な方 (^ o ^)
では、質問です。
いつもお世話になっている「ツイッター」のマーク、描けますか?
「小鳥がパタパタ 右向き? 左向き? 羽は何枚? 色は青? 白?」
もうひとついきましょうか。
LAWSONの看板、何が描いてありますか?
「釣り鐘? 花瓶?」
いかがでしたか?
よく目にしているはずなのに、意外に難しかったのではないでしょうか?
私たちは、ふだんからいろいろなものを見ていますが、実はすべてを気に留めているわけではありません。
脳がパンクしないように、要らないものは自動的に排除してくれているのですね。
私が講師を務める一般的な経営セミナーで「LAWSON」の看板を当てられる人は、平均すると約1割です。
でも、「LAWSON」オーナー会議では、きっと100%でしょう (^ ^)
「気にする」=「関心や経験がある」
「気にしない」=「関心や経験がない」
これは、人によって違います。もちろん、家族でも違います。夫婦では特に。
つまりですね。
忙しい人は、家族の中の「一番気にしない人」に自分の感覚を合わせる(下げる)ことができたら、お掃除の時間や手間がグッと減るんです。
こんな話があります。
夫がいつもシャツを裏返しに脱ぐのが嫌でたまらない妻。いつもブツブツ言いながら、きちんと表返してたたんでいました。
何度言っても直してくれないので、ある日。。。
「もう、知らないから」とばかりに裏返ったままたたんでみました。
さて、どうなったでしょう。。。
夫は、そのままひょいと表返して着たのだそうです。
「気にしていたのは私だけ?それ以来、裏のままたたんでいます。今までイライラしながら、ずいぶん無駄なことをしていたみたい」と妻。
「気になる」というのは、決して生まれつきではありません。
「気にしないようにしよう」と頑張って意識したらできること。
同じ「頑張る」なら、体力勝負でヨレヨレになるよりも、こちらの方がおすすめです。これは、実はちゃんと根拠のあることなのです。
掃除のプロは、まず家中の汚れをすべて見つけ出すことからそのキャリアをスタートします。
絶対に見落とさないように「汚れの原因」をもれなく学ぶんですね。たまたま目についた汚れと戦っているわけではないのです。
そんな掃除プロの目から見ると、普通の方の「気になる」は、たとえ感度の高い人であっても、まだまだ見えていない部分がたくさんあるのです。
・ テレビの裏側のホコリ
・ ユニットバスの横板の中のヘドロ汚れ
・ 換気扇の奥のタール状の汚れ
・ バスルームの排水口の部品の奥のパイプ
・ ドアの根元にこびりついたホコリ
・ ガスレンジのワークトップのパネルを上げてみたら・・・
この部分は「気になってしかたがない」という方もまれにいますが、ほとんどの人にとっては「見えない」=「存在しない」「気にしない」部分だと思います。
つまり、今あなたがたまたま「やらなきゃ」と気にしていることは、家族の誰も気にしていないのであれば、特にやる必要のないことかも、といえるのです。
ことばを替えましょう。
掃除とは
・家族にイライラをぶつけて
・互いに不愉快になってまで自分が疲れ果てて
・「何で自分だけ」と悲しい思いをしてまで
やることではないと思いませんか?
もしかしたら、単に「あなただけのこだわり」かもしれないのです。
「堕落する?」と思わないでくださいね。おばあちゃんの時代と比べて、こんなことに気づきませんか?
・ 家が大きくなって、建材の手入れ方法が難しくなった
・ 油汚れ、カビ、水アカなど、汚れが複雑になって取れにくい
・ モノが増えて、ホコリがたまる場所も増えた
忙しくてどうせ全部できないのだから「どこでストップするか」は自分でコントロールする、ということです。
1日は24時間。汚れのことばかり気にしていては、気持ちが前に向きません。
気になった「感度の高い」目で見ると、また別の汚れを発見して堂々巡り・・・
キーワードは「それなり」
せっかくのリフレッシュや家族との時間。
「あ〜、やらなきゃ」
「汚さないでよ」
「何で、いつも私が・・・」
とイライラする前に
「気にしない」こと、「目の感度を下げること」頑張ってみてくださいね。
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![]() ワーク&ライフイノベーター ( 女性活躍推進コンサルタント ) 神戸大学卒業。兵庫県立神戸高校卒業。兵庫県芦屋市出身。菊正宗酒造株式会社人事課勤務。子育て中に30歳で再就職。ハウスクリーニング運営20年、2,000件以上を施術。北海道ガス関連会社のハウスクリーニング事業の立上げを指導。現在は全国各地で年間200回以上の講演、研修を受託している。 オフィシャルサイト http://hibikirei.com/ |
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