<掃除は「気合い」じゃないよ その3>
こんにちは。「家事を変えれば仕事はもっとうまくいく」がモットーの響城 れい (日々キレイ) です。
ゴールデンウィークもおしまい。
楽しい時間は、生活リズムも部屋も乱れがち。旅行から帰って荷物もお土産も山積みのまま…
これじゃあいけない!連休明けからは心を入れ替えて、今度こそちゃんとやるぞ!と心に決めました?
でも、掃除は「気合い」だけじゃないんです。「決意」でもない。やみくもに始める前にじっくりと戦略を練りましょう。
戦略って、どんなこと?!
最終回は「小・短・即・多」です。
下に続く
電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
呼吸がしやすく、蒸れないクールエアマスク「Be*AIR」
「家中」よりも、トイレ・キッチンのような「場所別」よりも、「パーツ」に分解しまくること。
例えば、こんな感じです。
・シューズボックスの上
・タイルの目地1本
・引き出しの面1個分
・ガスレンジのバーナー1個分
・電子レンジの取手
・蛇口の根元
・排水口の周辺
・タオルハンガーの上部
・洗面所の鏡の下の水ハネの部分
・本棚の1段
・ガラスの桟で囲まれた部分
・階段1段
「週末こそ」よりも、「今日の午前中は」よりも、「今から5分だけ」というふうに、気分転換にやってみましょう。
キレイになるまで、ではなくて、タイマーが鳴るまで。無心に手を動かす掃除は、短時間でもアタマを切り替え、心をクールダウンしてくれますよ。
さらに、奥の手。
1秒、5秒、10秒…という、「秒速そうじ」。
これなら、「使いながら」「使っているついでに」キレイになり、「掃除のための時間」を作らなくてもいいんですね。
そもそも、まとまった時間を取ろうとしても「急な仕事が入った」「今日は疲れた〜」と流れてしまうこと、多くないですか?
ならば、やり方を変えましょう。
「秒速そうじ」は、こんな感じです。洗剤なんか使わずに、サッと軽やかに〜♬
【1秒】
・インタホンの上を指で拭く
・電子レンジの取手を拭く
・トイレットペーパーホルダーの上を拭く
【5秒】
・テレビ周辺のホコリをティッシュペーパーで拭く
・調理中、レンジ横の壁を濡れ布巾で拭く
・トイレの床のホコリをペーパーで拭く
【10秒】
・冷蔵庫の扉を拭く
・風呂のタイルの目地を1 ~ 2本ブラシで磨く
・鏡を濡らして新聞紙で水気を拭く
掃除が大変になる理由のひとつは、時間が経って汚れが硬くなるから。
だから「後でちゃんとやろう」より「付いたらすぐに、何かする」。
雑誌に載ってるみたいな正しい取り方でなくてもいいんです。濡れたタオルやブラシでザッと落とす。それも面倒なら、ティッシュペーパーをつかんで拭く。
特に、硬くなると大変なのはこれ。
ここだけでも「即」です。
・炒め物の油ハネ
・便器に飛んだ汚れ
・風呂場の鏡やドアガラスの水ハネ
「小」「短」「即」をキーワードにしたら、あなたのアタマの中にたくさんのワザの仕込みが完了!
これを毎日の生活の中で、チョコチョコたくさん出していきます。
もう一度繰り返しますね。
「後でまとめて」より「今、チョコチョコと」。
「使うたびに汚れる」というのが普通の人です。
でも、この「小・短・即・多」をマスターした人は
「使うたびにどんどんキレイになる」
「サッと拭くだけなので時間もかからない」
人生もいい方向に開ける気がしませんか?
響城 れい(Rei Hibiki) ワーク&ライフイノベーター ( 女性活躍推進コンサルタント ) 神戸大学卒業。兵庫県立神戸高校卒業。兵庫県芦屋市出身。菊正宗酒造株式会社人事課勤務。子育て中に30歳で再就職。ハウスクリーニング運営20年、2,000件以上を施術。北海道ガス関連会社のハウスクリーニング事業の立上げを指導。現在は全国各地で年間200回以上の講演、研修を受託している。 オフィシャルサイト http://hibikirei.com/ |
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