こんにちは。「家事を変えれば仕事はもっとうまくいく」がモットーの響城 れいです。
相変わらずのセミの合唱の合間に、時おりふっと涼しい風が吹き、ホッとすると同時に夏の終わりのさびしさを感じる季節です。清々しい秋を迎えるために、ボテッとはりついたモノをそぎ落とし、家の中の風通しをよくしておきたいものですね。
「簡単ゲーム感覚でキレイを維持。来年からはスリムに生きる」
さて、ここからです。
せっかく捨て始めたのに、時々「あー、もったいない」とどうしてもためらってしまう人のために、特別に応援歌をお届けしましょう。
下に続く
電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
呼吸がしやすく、蒸れないクールエアマスク「Be*AIR」
モノを目の前にすると、そりゃ悩みます。
「これ、高かったのよね」
「これは、苦労して取り寄せてもらった特注品だった…」
「これは、大切なあの人にいただいたもの」
などなど。
この状態で「やはり捨てる」という決断をするには、相当高いハードルを越える必要がありそうですね。
何しろ、目の前のモノが「殺さないで! 私はまだ生きたいの」とかウルウル訴えてくるわけで…
しかも
「ムダ使い」
「恩知らず」
「人の心を踏みにじるひどい人」
みたいに、自分を悪人にしなければならず、何ともしんどいです…。
この泥沼に入る前に、主語を「自分」にしてみましょう。
「私には似合わない」
「私は、あまり好きじゃない」
「私の家には置く場所がない」
どうですか?
それほど心が痛まないでしょう。
収納庫には詰め込んだものは「化石」になります。
博物館の展示品のように、動きません。奥のものにお目にかかることは生涯ありません。
収納庫の仕事は、中のモノを使って、新しいモノを入れること。
その時に新しいものがちゃんと一番奥に入って、手前の古いモノから使っていけるように奥に手を入れる隙間が必要ですね。
だから、ギュウギュウ詰めではなく、50%なのです。
トイレットペーパーや歯ブラシなどの日用品は「この棚に、10個まで」と場所と数を決めて、はみ出さないようにします。
溢れかえった食在庫を整理するときは、「賞味期限内の新品だけ残す」と決めて、使いかけで輪ゴムで縛ったものは捨てる。
私が洋服をバッサリ整理するときの基準は2つ。
プロに見てもらって、似合う色だけ残しました。意外にも、たくさん持っていた「黒」はNG‼️
確かに、残り少ない?!人生、わざわざ似合わない服を着て人に会うのももったいないですよね。
もうひとつは「感情」。
「これ着てた時に、シビアなクレーム対応してたよな〜」のような、縁起が悪いものには消えていただくとか。
子どものころ、時々母に言われました。
「ちょっと、お隣でお醤油借りてきて〜」
もちろんコンビニもなく、買い物が不便だったので。
お隣に行くと、おばちゃんがお菓子をくれたり、お隣のネコと遊んだりできました。
また、お返しはお醤油ではなく、旅行のお土産だったりして、母とおばあちゃんもよくおしゃべりしていました。
1964年の東京オリンピックの時にはテレビのある家に集まって、皆でワイワイやっている映像を見たことあるでしょう。
自分が持っていないモノがあれば持っている人に借りる。
これを「不便」とか「迷惑」ではなく「シェア」と呼びます。
今、オフィスでもそんな動きがありますね。
ペンとかホチキスとか、以前は各自の引き出しにありましたが、フロアに何本、と決めてある。使いたい人はそこに来て、順番を交渉したり一緒にワイワイやっています。
モノの立場でいうなら、フル活動で効率がいい。
そこで知らない人と面識ができたり、新しい事業の芽が生まれたりもしているようです。
響城 れい(Rei Hibiki) ワーク&ライフイノベーター ( 女性活躍推進コンサルタント ) 神戸大学卒業。兵庫県立神戸高校卒業。兵庫県芦屋市出身。菊正宗酒造株式会社人事課勤務。子育て中に30歳で再就職。ハウスクリーニング運営20年、2,000件以上を施術。北海道ガス関連会社のハウスクリーニング事業の立上げを指導。現在は全国各地で年間200回以上の講演、研修を受託している。 オフィシャルサイト http://hibikirei.com/ |
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