良く、「この服、ちょっとしか着ていないから、このまま仕舞っても大丈夫よね?」って感じることがあると思います。
前編では、たまにしか着ないし、いつ着るかわからない代表格の礼服や、お祭り開催がめっきり減ったので出番が減った浴衣について書きました。
「洗った方が良いの?」「洗わなくても大丈夫?」・・・の見分け方 (前編)
今回は後編です。
ちょっと趣向を変えてお伝えします。
下に続く
電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
呼吸がしやすく、蒸れないクールエアマスク「Be*AIR」
ワイシャツ
【洗う編】
ワイシャツは、普段は家で洗っている方も多いと思います。
でも、洗う前に下処理をするなど気をつけていてもエリや袖口に黄ばみが残るなど汚れが溜まっていませんか?
普通、家で洗う時は水を使います。
「汚れの首輪」と言われるように、エリや袖口は汗や皮脂が付いた上に空気中のホコリやチリ、排気ガスなどの汚れが擦り込まれますので、ガンコな汚れとなります。
この汚れは水ではなかなかきれいになりません。
クリーニングでは
・50~60度の温水を使用している
・専用の洗剤や助剤を使用している
・糊付けすることによって仕上がりに差が出るだけではなく、次に洗う時の汚れ落ちが良くなる
このような“キレイ効果”がありますので、普段は家で洗っている方も2~3回に1度クリーニングを利用すると良いでしょう。
【仕舞う編】
夏の間着用していたワイシャツ(夏番手の糸のものや半袖など)を仕舞う時はどうすれば良いでしょうか。
エリや袖口に汚れが残っていたとしても、酸化させなければ黄ばみになりません(リンゴが空気に触れて変色する原理と同じです)。
対策として
・仕舞う前は、クリーニングに出すなどきれいな状態にする
・密封できる袋に入れ、空気を抜いて封をする
・脱酸素剤を一緒に入れると尚効果的
次のシーズンも気持ち良く着るためのプチ知恵袋でした。
みか(Mika) 洋裁や手芸が大好きな生粋の関西人♪ 繊維製品品質管理士の資格を活かすべく地道に奮闘中! |