毎日ワイシャツを着るお仕事の方もいらっしゃいますが、オシャレなシャツを買ったら、なるべく永く愛用したいですよね。今回は、お気に入りのシャツを最後まで大切に着る方法をお伝えします。
シャツのお洗濯は、ご家庭で洗われますか?
それともクリーニング店に出しますか?
最近では、形状記憶のシャツも増えているので、ちょっとしたお洗濯のコツでアイロンがいらないくなり、ピシッと洗い上がってきます。
でも、形状記憶ではないシャツは、やはりアイロンがけが必要ですね。
シャツのアイロンがけのコツは、細かいパーツからかけていくのが、綺麗に仕上がる最大のポイントです。
つまり、襟 → 袖 → 身頃 の順番でかけていきます。
詳しいアイロンのかけ方はコチラをご覧くださいね。
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食べこぼしなどのシミには注意をしていても、皮脂汚れが蓄積されるてくると、なんとな~く黄ばんでみえたり、くすんで見えたりしますよね。そうなってくると、染み抜きが必要です。
特に、襟や袖口など生地が2重になっていて、直接肌に触れる部分は、皮脂汚れが蓄積されやすくシミが目立ちますね。
ご自分で漂白剤を使って、染み抜きをするか、染み抜き専門店に相談しましょうね。
ご自分で行う時は、白いシャツでも、色柄物に使える漂白剤をつかいます。
「白いお洋服だからハイターでいいよね?」
「漂白剤は、ハイターですよね?」
とよく質問されます。
花王さんの「ハイター」知名度はすごいですね。
でも、お洋服に使っていいのは「ワイドハイター」です。
ハイターとワイドハイターは、漂白剤でも用途が全く異なります!
お洋服で使っていいのは、色柄物にも使える漂白剤です。
染み抜き職人の私でも、色柄物にも使える漂白剤しか基本的に使用しません。
白色衣類にしか使えない漂白剤は年間を通して1~2回あるかないかの使用頻度です。つまり、とっても取扱いが難しく、洋服を傷めやすいいので、なるべくなら使いたくない漂白剤なんです。
だから、ご家庭で使うお洋服の漂白剤は、色柄物にも使える漂白剤だけで十分です!
生地が破れてきたら、買い換え時でもありますが、リペアや作り替えを考えるのも一つです。
特に摩擦が起きやすい襟は、擦れて生地が薄くなったり破れたりしますね。
1. 襟の表、裏をひっくり返す
2. 破れた所に、別布を縫い付ける
3. デザインを変えて、スタンドカラーにする
4. 襟を作り直してもらう
一口にリペアといっても、様々な方法があります。
全体的な生地の傷み具合と、どのぐらいまでお金をかけても直したいのか、ある程度決めておくと、リフォーム店に相談しやすいですよ。
同じように袖口も傷みやすい場所なので、カフスの幅を少し狭くしたり、半袖へのリメイクもおすすめです。
形を変えながら、永く着るのも、オシャレを楽しみながら出来るのエコ活動のひとつです。
お気に入りのシャツは、最後まで楽しみながら着たいものですね♪
あや(Aya) ファッション大好き!大手アパレル企業・染み抜き屋を経験し、数々の想い入れのある衣類のケアをおこなう職人。現在は、福岡市を中心に、染み抜き、染色、デニムリペア、リフォームなど、洋服のトータルメンテナンスで活躍中。 オフィシャルサイト http://niyaho.blog.jp/ |
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