上手な衣替え、コツは断捨離?
残暑が厳しい日もありますが、確実に秋の足音が聞こえてくる季節となりました。また衣替えしなくちゃいけないと、少し面倒くさい気持ちになる方もいるかもしれません。今回は衣替えのコツを「断捨離」という観点から考えてみたいと思います。
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電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
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宅配・保管クリーニング(ラクリ)
皆さんは「ミニマリスト」という言葉をご存知でしょうか?
最近日本でもちょくちょく聞くようになりましたが、いわゆる最小限の物で生活をする人という意味です。そこまでしろとはもちろん言いませんが、物が少ないことで得られるメリットもかなりあるようです。
正直、外国の方の感性は分かりませんが、日本人は元来、もったいないという精神と収集癖を持っていると思われるため私を含めて物を捨てるという行為が苦手と感じています。
好きなものに囲まれると幸せな気分を味わえる方もいると思います。全部捨てろというわけではなく、おそらくクローゼットのスペースには限りがあるため上手に整理するために断捨離を行おうという事です。洋服の断捨離は衣替えの時期が大チャンスです。
まず当たり前ですが、着ない服は捨てましょう。いわゆるタンスの肥やしになっている服です。
1年間着ない服は自動的に捨てましょう。これだけでかなりの数は捨てられると思います。四季が一周したのに着ない服は、これからも着る可能性は低いです。
なぜ何年も着ない服がクローゼットを占領しているのでしょうか?それはいつか着るだろうとか痩せたら着るだろうという思いがあるのではないでしょうか。こんな考えは厳禁です。どんどん捨てましょう。
もし必要になったらその時買うぐらいの気持ちを持ちましょう。それともったいないという気持ちからなのか、外出着として着られなくなったら部屋着にするという方がいらっしゃいます。この考えを持っていると「部屋着落ち」予備軍が出来、捨てられないのでやめましょう。
それでもなかなか服を捨てられない、もったいないという方には服を売る、寄付をするというリサイクルをおすすめします。どうせ着ないのですからお金に変えるか、別の方に着てもらいましょう。ネットを通じてでもいいし、近所のリサイクルショップでもいいと思います。ユニクロさんでも積極的にリサイクルを勧めてらっしゃいます。服に今までオシャレをさせてもらって感謝をしましょう。
意外にオシャレな人はたくさん服を持っていないようです。「フランス人は10着しか服を持たない」という本がありました。自分の体型に合う服を着るという事が大前提ですし、組み合わせの感性が洗練されているのでしょう。なによりクローゼットがすっきりしているので、コーデのイメージがしやすいのだと思います。
最後に
入ってくる要らないものを断つ(断)
家にずっとある要らないものを捨てる(捨)
物への執着から離れる(離)
この3つの行為が断捨離です。きれいになったクローゼット、使い勝手がよくなったら自分に必要なものが見えてくるはずです。少しずつ夜も長くなってきますので、自分らしいオシャレを楽しみましょう。
この記事を書いた人
村上裕之(Hiroyuki Murakami)
山口市のクリーニング店の2代目。趣味はおいしいものを食べることとマンガを読むこと。会社のミッションは服を大切に着る文化づくりに貢献すること。最高のクリーニングを提供するためお客様からいただく納期に対して地域に募金をしたり、J2リーグ所属「レノファ山口」のユニフォームクリーニングなど地元に貢献中。
オフィシャルサイト
http://murakami929.jp
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