皆様からのご質問にお答えする新しい企画。
お掃除でよくあるご質問(その1)をお届けします。
こんにちは。「家事を変えれば仕事はもっとうまくいく」がモットーの響城れいです。
春になりました !!こんなあたたかな日は、お家にこもってないで、たっぷりと陽ざしを浴びに出かけたいものですね。
そこで(と、関連があるかどうかわかりませんが)「お掃除 よくあるご質問」
年間200回近くお掃除のセミナーをやっていますが、いつでも、どこでも、誰でも、必ず出てくる質問があります。今回はその解決策をご紹介しましょう。
下に続く
電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
呼吸がしやすく、蒸れないクールエアマスク「Be*AIR」
最近では、専用のクレンザーやダイヤモンドパッド(スポンジ)が手ごろな値段で手に入るようになりました。
傷つけないように気をつけながらやってみてくださいね。
これは、ごく普通の回答。これで解決すれば、そもそも悩みませんね。
はっきり言って、落ちないです。
プロとして、何度も手がけた実感からお答えします。
これは、「投資効率」から考えてみましょう。
クレンザーもパッドも、残念ながらサリーちゃんの「魔法の杖」ではありません。プロも、鏡の表面の白い水アカを1つずつ丁寧に磨いて取っていくのです。
短気を起こして傷をつけてしまうと、鏡は台無し!!だから、心を落ち着けてそっと丁寧に進めるのです。目安は、40cm×60cmの小型の鏡で1時間程度でしょうか。身体の向きをひねって、様々な角度から鏡を見ながらですから、腰も痛いわ〜…
さて、これだけ心身と時間を投資して、果たして「キレイ」になるのでしょうか?
鏡の表面はガラス。陶器やステンレスと違って素材の純度が高く、水アカが内面まで食い込んでしまっています。つまり、表面だけは何とか取れても「台座」が残り、つるり、ピカピカの透明感のある仕上がりにはなかなかならないのです。
何枚やってもそうでした。
そして、汗びっしょり、1〜2時間かけて磨き上げた後、ほとんどのお客様が「え?これ以上取れないの?」と不満げなカオをされました。
事前に説明していても、別料金をいただいていたのでなおさらでしょう。鏡ですから、ピカピカにならなきゃ意味がないですよね。
つまり、「投資」に対して「リターン」が見合わない仕事。「為せば成る、何事も」ではないのです。ひたすら手を動かす「瞑想」の時間にするならともかく、忙しい皆さんには、とてもじゃないけれどお奨めできる作業ではありません。
では、どうするか?
少しお金がかかる順番にいきますね。
==答え(その1)==
「取り替える」
鏡はピカピカになります。街のガラス屋さんがやってくれたら、出張費が安くてすみますね。取り替えたら、今度は水アカがつかないように、毎日のお風呂の後にはサッと鏡の水気を拭いておいてくださいね。これでグンと違いますから。
==答え(その2)==
「なかったことにする」
これは自然現象だ、とあきらめて受け容れるのです。顔のシミやシワが元に戻らないように… (^ ^;;頑張って「気にしないようにする」と、本当に気にならなくなるから不思議…あとは通常のお掃除でOKです。
==答え(その3)==
「鏡を取り外す」
そもそも、なぜバスルームに鏡があるのでしょう。
高級マンションでは片面の壁が全部鏡、というところもあってビックリ !!モデルルームでは、それはそれは美しかったのですが、いざ入居してみると、ほんのひと月でお客様の悩みは海よりも深くなりました。
女子的には、だんだん出てくるお腹をわざわざ入浴の度にながめるのも、気持ちのいいものではありません… (^^;;「男性がヒゲを剃るため」というウワサも聞いたことがありますが、これもよく聞いてみると、電池で動くシェーバーは洗面所で使うことが多いのだとか…
ここで大切なのは、「本質的に考えてみる」こと。
鏡があって、曇ってきたから「どうしよう」とオロオロするのではなく、「そもそも、鏡は必要なのか?」と考えてみることです。
誰が付けたのかは知りませんが、必要がないなら取り除きましょう。あるだけで「維持コスト」がかかるのですから。
こんなふうに本質的に考えていくと、掃除の手間も、家事の手間も意外に減っていくんですよ (^ o ^)
「家事を変えれば、仕事はもっとうまくいく」。
「夫が分担してくれない」と言う前に、まずは自分でリストラしてみませんか?
![]() ワーク&ライフイノベーター ( 女性活躍推進コンサルタント ) 神戸大学卒業。兵庫県立神戸高校卒業。兵庫県芦屋市出身。菊正宗酒造株式会社人事課勤務。子育て中に30歳で再就職。ハウスクリーニング運営20年、2,000件以上を施術。北海道ガス関連会社のハウスクリーニング事業の立上げを指導。現在は全国各地で年間200回以上の講演、研修を受託している。 オフィシャルサイト http://hibikirei.com/ |
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