前回の「洋服ブラシの選び方」に続き、今回は「洋服ブラシの使い方」です。
<前回の記事>洋服を長持ちさせるコツ・ブラッシング(1)ブラシ選び
お洋服を着たあとに、たった数分ケアするだけで、お洋服が長持ちするなら、メンテナンス必須になりそうですね。
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電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
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① 洋服のサイズにあった、ハンガーにかけ、洋服を吊るし、ポケットの中の物をすべて出します。
なるべく、着ている状態と同じように、厚みが出る幅の広いハンガーなどがおすすめです。今回は、紳士用のボディーにかけてブラッシングを行いました。
② 洋服ブラシを軽く握って、優しく洋服に当てます。
③ まずは、身頃、袖の表に出ている部分を優しく、下から上に向かって1~2回かけます。
下から、上にブラシがけすることで、繊維の間につまったホコリなどを掻きだしてくれます。
④ 細かい襟裏、ポケットの中など、細かい部分に溜まったホコリを丁寧にかきだします。
⑤ 最後に、全体的に、上から下に向かって、3~4回かけます。
③で、逆目を立てたので、今度は繊維の目を整える必要があります。
綺麗に繊維の方向を揃えることで、ホコリをよせずらくなる効果もあります。
たった数分で終わるケアですが、持続する事で、数年後には必ず効果が出てきます。
特に、ウールのコートやカシミアのコートなどは、すぐに手触りが変わるので、ブラッシングしないと物足りなくなってきますよ。
ほら、女性でも毎日髪の毛をクシでブラッシングするのとしないのでは、ツヤが変わってくるでしょ?それと同じです。
ブラッシングサービスは、クリーニング店では行っているお店と、行っていないお店があります。受付スタッフさんにお尋ねくださいね。
でも、ご自分で行う事で、お洋服に愛着がわいてくるので、大切に着る気持ちが高まりますよ。
![]() ファッション大好き!大手アパレル企業・染み抜き屋を経験し、数々の想い入れのある衣類のケアをおこなう職人。現在は、福岡市を中心に、染み抜き、染色、デニムリペア、リフォームなど、洋服のトータルメンテナンスで活躍中。 オフィシャルサイト http://niyaho.blog.jp/ |
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