今日は、お掃除ロボット「ルンバ」についてです。
こんにちは。
「家事を変えれば仕事はもっとうまくいく」がモットーの響城 れいです。
新緑キラキラ、初夏の兆し !!窓を開けて新鮮な空気を取り入れたいのだけれど、ホコリっぽくなるのも気になります…。
そこで 「お掃除 よくあるご質問」
年間200回近くお掃除のセミナーをやっていますが、いつでも、どこでも、誰でも、必ず出てくる質問があります。今回もその解決策をご紹介しましょう。
下に続く
電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
呼吸がしやすく、蒸れないクールエアマスク「Be*AIR」
あ、「ルンバ」とは、自動床掃除機のことです。
結論から言いましょう。
「ある人」にとっては、とてもいい。夫なんかよりずっと優しいし、子どもよりかわいい。
よく働くし、なくてはならない存在。
でも、「別の人」にとっては、役に立たない高い買物。思ったとおりに動かないし、すぐに家具にぶち当たる。
結局もとの掃除機がけに戻ったじゃないの。
「別の人」とは=「この王子様はいろいろなモノを持っていて、私の人生をバラ色に変えてくれるのね」という、他力本願なお姫様。
「ある人」とは=「お、いい家来が来てくれるな。どうしたらコイツの能力を存分に発揮させてやることができるのだ?」と考える、自力本願な王様。
もともと、家事は自分でやると大変ですよね。
「時間がなかったから」「だったら手伝ってくれたらいいじゃない」と言い訳をしたくなるけれど、いざ夫や子どもがやると、つい「神の目」で細かくチェックしたくなるのが人情。
「ここができていない」「そんなやり方じゃダメ」とか…。
だから、「ルンバ」も厳しい「事前審査」にさらされています。
・すみっこ、ちゃんと取るの?
・電気代、増えるんじゃない?
・階段の手前で止まるって本当?
人は、自分が家事をやったら「無償」だと考えます。
家事をやっている割合が高い女性の方自身もそう考えてしまいます。だから、機械や他人にお金を払って代わりにやってもらう時、徹底的に完璧なことを求めるのですね。
いちいちお答えする代わりに、私はこう言います。
「まずは自分の代わりにやってもらうだけで十分、と思ってください」と。
たとえ「思い通りに完璧に動かない」と不満があったとしても、これからずっと生涯、単純な労働から解放されるのです。
これって、すごいことなのです !!!
掃除機がけは、時間がかかり、腰も痛くなり、何も得るものがない…洗濯、炊飯、風呂沸かし…いろいろなものが自動化されたのに、最後に残っている単純労働だと思いませんか?
週1回1時間としても、年間50時間。
週に3回やる人が多いので 年間150時間。
時給1,000円と換算して、50,000円〜150,000円。
ルンバの最高ランクを買っても、1年で十分にもとがとれるではありませんか !!
しかも、掃除機がけを押し付け合う「ケンカ」もなくなるというオマケつき。
「家に帰ったらキレイ」という幸せもセットです。
自然に笑顔が増えますよね。こんなメリットは、お金で換算できるものではありません (^ ^)
実は、あんまりいろいろと要求すると、ルンバもストレスを感じます。お姑さんにやいのやいの言われているみたいに… (笑)
機械は所詮、臨機応変には弱いもの。赤外線ガードなどで階段から落ちないように、ペットの水飲み皿をこぼさないように設定はできますが「設定そのものが面倒…」という声もよくお聞きします。
でも、汚れはちゃんと見つめて、きちんと動くんですよ。
食卓の下などの汚れがひどいところは何度もやってきますが、汚れていないところは一度で見切りをつけています。
人間は、実は汚れを見ないで端から端まで一生懸命かけていますね。しかもやたらとゴシゴシこすって床を痛めつけながら…。場所によって過不足があり、実はムダなこともあるのです。
自分のこだわりに合わせて面倒な要求をするのではなく、新しい仲間である「ルンバ」のやり方をリスペクトし、学び、拍手を贈り、得意な単純労働をせっせとのびのびしてもらう。これが「ルンバ」を高く評価する「ある人」なのです。
今の家にそのまま「ルンバ」を入れて「どうかしら?」と評価するのはおすすめではありません。
段差の多い家や、床に設置している面積の広い家具が多い家は、あまりメリットがなく、せっかくの買物が「お蔵入り」になるケースも多いようです。
でも、「ルンバ」のために家を改装する、または引っ越しをする、床置きのモノを捨てるという選択をした人もいます。
つらいけれど、気分一新。
企業でいうなら「先行投資」。
将来十分に収益が見込まれるので、少しお金や手間をかけてもいいや、という決断。
・敷居、段差をなくす。
・家具を細い四つ脚にする。
・ベッドやソファは床から30cm以上のすき間があるものにする。
・床にモノを置かないように心がける。
「ある人」は、こんなふうに笑います。
「ルンバ」のために改装したおかげで、風通しが良くて今までよりもずっと住みやすくなったわ。
◯◯ちゃん (「ルンバ」の名前) 、ありがとう !!
もはや、「家族」なんですね。
![]() ワーク&ライフイノベーター ( 女性活躍推進コンサルタント ) 神戸大学卒業。兵庫県立神戸高校卒業。兵庫県芦屋市出身。菊正宗酒造株式会社人事課勤務。子育て中に30歳で再就職。ハウスクリーニング運営20年、2,000件以上を施術。北海道ガス関連会社のハウスクリーニング事業の立上げを指導。現在は全国各地で年間200回以上の講演、研修を受託している。 オフィシャルサイト http://hibikirei.com/ |
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