夜空にキラキラと輝く天の川。
天の川の両岸にひときわ光る織姫と彦星。
7月7日の夜、15光年離れた二つの星が一年に一度出会います。
古代ロマン、長距離恋愛ですね!
私はクリーニング業界の人間です。
ちょっと、想像してみました。
織姫と彦星がどんな洋服を着て二人が再会するのか?
織姫は、やはり自分で織ったエキゾチックなシルクの羽衣を纏って。
さて、
彦星はと考えてみましてが、残念ですが思うようには浮かびませんでした。
『ユニクロ』さんが、今年4月に男性824名と女性208名(いずれも20~50代)に夏場のパンツの事情に関するアンケート調査(インターネット調査)を行いました。
その中で、「夏場に仕事用のパンツを洗濯する頻度」について質問したところ、
男性では、
自分で洗濯する、またはクリーニングに出す頻度が月に一回以下と答えた人の数が、41.9%と驚きの結果になりました。
そのような結果を聞いた女性の感想は、約8割の方が拒否反応を示されています。
○ 絶対に受け入れられない 38%
○ どちらかというと受け入れられない41.3%
そして、そんな人たち対して
「においそう」
「不潔」
「近寄りたくない」
といった印象をもったと報じられています(全ドラ新聞2018年6月1日号より引用)。
下に続く
電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
呼吸がしやすく、蒸れないクールエアマスク「Be*AIR」
宅配・保管クリーニング(ラクリ)
私を含めて、多くのクリーニング業界の人は、洋服が大好き人たちに、その洋服を大切にして、ながく着て頂けるように、正しいお手入れ方法を伝えることだと思っています。
クリーニング店に持ち込まれる洋服はさまざまです。
クリーニング店でしかお手入れできない洋服のほか、家庭洗濯できる洋服も数多くあります。
ご家庭洗濯できる洋服をクリーニング店に、なぜ依頼するのか?
当店で、お客様にお聞きしたところ、
① やはり仕上がりが違うから。
② 永く洋服を着たいから。
③ 家で洗うと早く傷むから。
④ 面倒くさいから。
⑤ 洗えても、上手くプレスできないから。
などなどの理由でした。
私達、クリーニング業界の人間の共通の願いは、適切なお手入れで洋服が「美しく甦り」、その洋服を着る楽しい気分を感じていただきたいというものです。
そのような気分になってもらうための「洗濯の楽しさ」を知ってもらうことだと考えています。
また、このことは、使い捨てでないエコな生活習慣に繋がります。
洗濯機に洋服を入れ、洗剤投入。
後はスイッチを入れてそれで完了、ではないと思います。
洋服にも、それぞれに合った洗濯方法があります。
そんな日が実現することを願って!
笹の葉に短冊を結び付けました。
この記事を書いた人
亀田晋一(Shinichi Kameda) クリーニング寿 店主
目指すは「衣類のお医者さん」。品質を重視して、京都市東山区で染み抜き実績60年。地元の小中一貫校のブラスバンドの無料クリーニングも行うなど、地元の社会的貢献にも務めています。服を大切にするみなさんのお困りごとを解決していきます。
オフィシャルサイト http://www.クリーニング寿.com |
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