こんにちは。
「家事を変えれば仕事はもっとうまくいく」がモットーの響城 れい (日々キレイ) です。
いつもは「お掃除、どうやるの?」という話をしていますが、今日のテーマは、ズバリ「家事分担」。
・「何でいつも私だけ?」とイライラしたり
・寝不足でフラフラになったり
・子どもが一生懸命にお手伝いをしてくれているのに「余計なことしないで!」って怒鳴ってしまったり
・「あれもこれもできてない」と落ち込んだり…
一方では
・「何でそこまでやるかなぁ」
・「わざわざやってあげたのに、文句言うならもう絶対にやらないぞ」
・「忙しくて手伝いなんかできないよ」などなど…
せっかく一緒に暮らすのですから、お互いに幸せな時を過ごせるように…この問題、スッキリと片づけてしまいましょう。
下に続く
電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
呼吸がしやすく、蒸れないクールエアマスク「Be*AIR」
現状では、家事分担を「言い出す」のは、女性の方が多いですね。
家事を全部書き出して、かかる時間も書き出して、それが均等になるように「分担表」を作る、などというノウハウもあるようです。
確かに合理的に見えますが、ここで知ってほしいのは、家事にはプラス系とマイナス系があること。
・クリエイティブ系とメンテナンス系。
・創造と後始末。
・楽しいものと楽しくないもの。
・成果が見えるものと見えないもの。
・人に褒められるものと気付かれないもの。
・そして、気が向いた時にやることと義務でやること。
・やりたいこととやりたくないこと。
料理、子どもと遊ぶ、外周りの掃除、花を飾るなどは前者。食器洗い、洗濯、おむつや病気の世話、部屋の掃除などは後者です。
これは、「好き」「嫌い」や「得手」「不得手」とは別。やりがいや達成感など、「心」に影響する部分です。
ここを考えずに単純に時間で分担割りを作ると、「何で私ばっかり」「目立つことだけしかしない」「『ご主人、ゴミ出しして偉いわ』と言われるけど、ズルい〜」という、割り切れない気持ちが残るんですね。
現状では、「家事分担」を言い出すのは、女性。男性はおそるおそる、あるいはおずおず、時に嫌々実務に参加しているようです。
その際に気をつけたいのは「評価法」。
「きちんとできていない」(減点法)
「そのやり方は違う」(自分のやり方へのこだわり)
「どうしてこうしなかったんだ?!」(結果が出てからの叱責)
「だから言ったでしょ?!」(ダメ押し…)
これらは、相手のやる気をなくし、うんざりさせます。
「もう二度とやらないぞ」と決心させてしまうかもしれません…
せっかくやってくれた相手に感謝して、「ま、これぐらいでいいか」と結果には目をつぶる。
あなたが「気になる」レベルを相手に合わせて?!どんどん下げて、「少々のことは気にならない自分」を頑張って作る。
男女にかかわらず、大切なことだと思います。
「働き方改革」の中の「生産性向上」が注目されていますね。
もはや個人レベルの「熟練のための努力」などではなく、設備投資と「業務リストラ」、外注化の段階に入っていることに気づいていますか?
家事も同じように考えてみましょう。
「がむしゃらに頑張る」「スピーディ」だけでなく機械化する。そして「この仕事はやらなくてもいいのでは?」と考えるのです。
特に、前に説明した「マイナス系」「メンテナンス系」は、ワクワクしたり「楽しい」と感じることが少ないのでここから始めましょう。
自動食洗機、自走式床掃除機。洗濯物は、干し場を確保して畳まずに使う。
現状では難しくても、あきらめないで。
キッチン、床の張り替え、ランドリー周りなどのリフォーム ( 設備投資 ) も視野に入れて考えましょう。
某社では、移動時間のロスをなくすため、トイレをオフィスの近くに移転したそうですよ。
一時的に費用はかかりますが、その後長期間にわたって、貴重な「時間」を生み出してくれるからです。
響城 れい(Rei Hibiki) ワーク&ライフイノベーター ( 女性活躍推進コンサルタント ) 神戸大学卒業。兵庫県立神戸高校卒業。兵庫県芦屋市出身。菊正宗酒造株式会社人事課勤務。子育て中に30歳で再就職。ハウスクリーニング運営20年、2,000件以上を施術。北海道ガス関連会社のハウスクリーニング事業の立上げを指導。現在は全国各地で年間200回以上の講演、研修を受託している。 オフィシャルサイト http://hibikirei.com/ |
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