結婚29年の夫の実家は熊本です。
春の震災でズレたり傾いたりした家具の中身を整理して、夫の子供のころの思い出品をたくさん発掘。
この夏、その箱を開けてみました。
セピア色のヌード写真 ( 生後すぐ?!) や、ぴしっと丁寧に収められた切手収集シートの数々。
箱を開けたもののダラダラと見続けて、本来の「片づけ」「棚掃除」はなかなか進まず、結局は「終活まで先延ばし」になったのですが…
「うわぁー、可愛い〜」
「実はオタクだったんだ〜、知らんかった〜」と
久しぶり?!に夫婦の会話も進み、夏休みのちょっとしたイベントになりました。
下に続く
電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
呼吸がしやすく、蒸れないクールエアマスク「Be*AIR」


宅配・保管クリーニング(ラクリ)
さて、お掃除する時、皆さんはどんな顔していますか?
掃除会社をやっていた時、お客様から「スタッフを替えてくださいませんか?」とクレームをもらったことがありました。
若くて真面目で、とても熱心。私から見たらイチオシの人でした。
理由をお聞きすると、ちょっと言いにくそうにこうおっしゃいます。
「こわいんです」
彼女の背中から
「何でこんなに汚くした?!」
「誰がここまで汚くした?!」
というオーラがメラメラとたちのぼり、毎回申し訳なくて疲れてしまうの…と。
もちろん、彼女にそんなつもりは微塵もありません。
血液型B型の彼女は、純粋に汚れと向き合い、一生懸命に仕事をしていたといいます。
「創造型」の料理は、一生懸命になっても期待感、ワクワク感が漂います。いいにおいに包まれて、笑顔が似合いますね。でも、「後始末型」の掃除は、実は一生懸命になればなるほど「何でだ?!」と、どんどん顔がコワくなるんですよ…
ガンコな汚れに対して、そして汚した「誰か」に対して…(^^;;
眉毛をグッと上げて。
眉間のシワを広げて。
目をパチッと見開いて。
口角を思い切り上げて。
疲れてできなくなったら、掃除もおしまいにしましょう。
そのままコワい顔で真面目に続けたら、周りの人をイヤな気持ちにさせることがあるのです。
もちろん、
「この汚れ、何で取れないの?!」
「何で私がやらなきゃいけないの?!」
「自分でやったらいいでしょ!」という怒りのエネルギーで、掃除が格段にはかどることもありますが、自分の心がささくれてしまいそう…
え?!
それでは私の気がすまない?
そんなわけにはいかない?
実は、気にしているのはあなただけ。
家族は「あそこまでやらなくてもな〜」と思っているけど、こわくて言えない。
それを「分担しろ」と言われてもやる気出ないよな〜
そんなことも多いんですよ。
せっかく窓ガラスを磨いても、隅に残ったガンコな汚れの方が気になってしまうあなた。
窓ガラスは、真ん中がキレイになればそれでいいじゃないですか*\(^o^)/*
ふだんは、どうせ遠目にしか見ないんだから。
家事には「BETTER」はたくさんありますが「MUST」はありません。
どこで区切るかは、あなた次第。
あなたがご機嫌でニコニコできること。
それがいちばん大切なことだと私は思います。
この記事を書いた人
響城 れい(Rei Hibiki)
ワーク&ライフイノベーター ( 女性活躍推進コンサルタント ) 株式会社ダブルビーイング 代表取締役社長
神戸大学卒業。兵庫県立神戸高校卒業。兵庫県芦屋市出身。菊正宗酒造株式会社人事課勤務。子育て中に30歳で再就職。ハウスクリーニング運営20年、2,000件以上を施術。北海道ガス関連会社のハウスクリーニング事業の立上げを指導。現在は全国各地で年間200回以上の講演、研修を受託している。
オフィシャルサイト http://hibikirei.com/ |
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