カットソーとTシャツの違い!ご存知ですか?
「カットソーって何?」「Tシャツとどう違うの?」という質問。数年前までは、すべてTシャツと言われてたのに、いつの間にか、カットソーと言われるアイテムが増えてきたように思います。
今回は、Tシャツとカットソーの違いをお話します。
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電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
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両袖を左右に広げた時にTの文字に見える形から『Tシャツ(T-shirt)』と言われています。
Tシャツは、アメリカ海軍の船内で、船員たちに、下着として愛用されたことが始まりと言われています。軽くて、洗濯に強く、すぐ乾き、タオルにも白旗にもなる機能性を好まれたといわれています。その後、アウターとして定着しました。
現在では当たり前のプリントTシャツですが、大学の体操着として貸し出す時に番号プリントTシャツで管理したのが始まりです。
1950年頃、ロックミュージシャン達は、ブラックTシャツを着てステージに立つようになり、いまではバンドTシャツとして定着しています。そのシンプルさゆえに年齢や性別を問わず、世界中の人々に愛されています。
カットソーの語源は『Cut & Sewn』。つまり、ニット生地を裁断(Cut)して、縫った(Sewn)ものを総称として、カットソーと呼びます。
現在の布地は、織物と編み物の2種類になります。
織物・・・縦糸と横糸が交わり形成される布地
編み物・・・1本の糸を網目でつながる事で形成される布地
そして、編み物の布地は製品になる時に主に2つの種類に分類されます。
1着分の服を形どおりに編み上げる方法・・・ セーター、カーディガンなど
布地を編み上げてから、裁断し、縫製する方法・・・Tシャツ、スエットなど
つまり、布地が編み物で、縫い合わせた跡があることがカットソーです。
分類わけすると、カットソーは大分類。Tシャツは小分類になります。
アパレル会社によっては、曖昧に表現される事が多く、ちょっぴりオシャレなTシャツだとカットソーと表現される事も多いですね。
![]() ファッション大好き!大手アパレル企業・染み抜き屋を経験し、数々の想い入れのある衣類のケアをおこなう職人。現在は、福岡市を中心に、染み抜き、染色、デニムリペア、リフォームなど、洋服のトータルメンテナンスで活躍中。 オフィシャルサイト http://niyaho.blog.jp/ |
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