梅雨明け??
待ちに待った夏本番。暑い日が続いてうんざりですが、カラッと晴れた、この時期だからこそ、あなたの大切なお洋服やバックや靴のためにやるべきことがあります。
日本では、古くから「虫干し」という習慣があります。
最近では、着物をたくさん持っているという方も減ってしまって「虫干し」をするという家庭も少なくなってしまったようですが、湿度の多い日本ならではの習慣です。
実は、この虫干し、着物を持っていないという若い方にも是非やっていただきたい習慣です。
下に続く
電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
呼吸がしやすく、蒸れないクールエアマスク「Be*AIR」
3回もするのは、大変!という方は梅雨明けの3日以上晴れの日が続く今の時期がお勧めです。
土用干し(土用のうなぎを食べる今の時期=笑)
7月下旬から8月上旬。
梅雨時期で湿気た衣類を乾かすのが目的です。
虫干し
10月上旬から11月上旬。
夏場の衣類を食べる虫を退治して掃除するのが目的です。
寒干し
1月下旬から2月上旬。
空気の乾燥したこの時期に衣類の湿気を抜くのが目的です。
「土用干し」の方法
①晴天の日を選んでお昼の12時を挟んだ4時間くらい、直射日光の当たらない風通しの良い部屋で行います。
洗濯ロープなどを張ったり、ハンガーラックを利用して間を開けて風が通るようにして衣類を広げましょう。
(ハンガーに掛けたままで大丈夫ですよ)
※クリーニング後のお洋服は包装袋から出して収納していますか?湿気がこもるので必ずはずしてくださいね。
②広げながら全体をチェックしてください。
カビは発生していませんか?カビ臭い臭いはしていませんか?
シミや虫食いはありませんか?
もし、気づいたら早めに洗えるものは洗いましょう。ドライクリーニング表示の衣類や革製品はクリーニング店に相談してみてください。
③クローゼットや押入れ下駄箱の中が空っぽになったら、消毒用エタノールで拭きましょう。(絶対に湿った雑巾で拭かないでくださいね)
エタノールを清潔な乾いた布に染み込ませ目立たない箇所を拭いてみてください。
シミになったり色が剥げたりしたらやめてくださいね。(必ずテストは忘れずに!)
綺麗に拭けたら扉を開け放たままで、空気の入れ替えと乾燥をしてください。
④収納していた衣装ケース(プラスチック製)は綺麗にあらって天日干ししましょう。
紫外線の殺菌効果が期待できます。タンスの引き出しも桐製以外は短時間であれば天日干しOKです。(長い時間お日さまに当てると変形や脱色することがあります)
日本の伝統文化「土用干し」古臭いなんて言わないでやってみてくださいね。「めんどうだなあ!」って方はクローゼットや下駄箱、押入れの扉やタンスの引き出しを全開にして、空気の入れ替えをすることから始めてみてはいかがでしょうか?
![]() 淡路島で80年続く、山本クリーニングの3代目嫁。整形外科で准看護師をしていた経験を活かしお客様のお洗濯に関する悩みをカウンセリングし、「お洗濯好き」を増やそうと奮闘中。 オフィシャルサイト http://www.eonet.ne.jp/~yc0556/ |
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