未来の洗濯を想像してみましょうか?
突拍子もない話しで、如何なものかとも思いますが、洗剤を入れて洗濯機で洗うだけのお洗濯は、そこから進化が無いではつまらないと思いませんか。
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宅配・保管クリーニング(ラクリ)
発想を変えれば、洗剤も使わずに、ドライクリーニング表示のものまで洗える、未来の洗濯を想像してみましょう。
例えば、手のひらで水面をたたくと痛みがありますね。しかし、水中で手のひらを激しく動かしても、抵抗はあっても痛いほどではありません。
これは固体基質が水中を移動するよりも、空気中の固体基質が水面に衝突する方が、はるかに衝撃が大きいからです。
つまり気体と液体の界面に対して、固体基質が気体から液体に入る際に、液体の抵抗力が衝撃となるのです。
この原理を利用して、水流に気泡を含ませて固体基質に充てると、一定の衝撃力が与えられます。これを繊維に行うと、水流の中の気泡が、繊維の表面に当たりながら繊維内へと浸透し、そのまま水流と共に後方に抜けていきます。
繊維にもし異物が固着していると、気泡に当たり固着力が弱まるとともに、やがては気泡に剥がされて、水流と共に流れていくでしょう。
これがバブルジェット洗浄です。
昨今、マイクロバブルが着目されています。これを利用して、界面活性剤を使用せず、また洗濯機のようなドラムの回転で、繊維にストレスを与えずに洗えれば、ドライクリーニングに頼らずとデリケート素材を洗える日が来るかもしれません。
また、マイクロバブルに活性酸化ガスを使用すれば、漂白剤なしでも漂泊できますし、超音波を併用すれば、更に高い洗浄効果が期待できます。
まだまだ、コスト面や機械の開発など、課題や未知数なところがありますが、もし小型化されれば、家庭用マイクロバブルジェット洗濯機ができるかもしれません。
想像すると、お洗濯もワクワクしませんか。
(文/Takeshi Tsukiyama)
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