『花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに』
これは小野小町の有名な歌です。
簡単な現代語訳としては、「桜の花の色はむなしく衰え色あせてしまった、春の長雨が降っている間に。ちょうど、私の美貌が衰えたように、恋や世間のもろもろのことに思い悩んでいるうちに」となります。(「ちょっと差がつく百人一首講座」より)
小野小町は絶世の美女として名高いですが(日本では、世界三大美女と言えばクレオパトラ、楊貴妃、小野小町。でも、世界的にはクレオパトラ、楊貴妃、ヘレネ(←ギリシャ神話の絶世の美女)と言われています)、当時は「花」は「桜」を指していて、あでやかな時間が短い盛りを自分の容貌になぞらえて詠まれたもの、という解釈がされています。
誰も避けようのない老いへの気付きを見事に表したのが共感され・支持されていると言えるでしょう。
下に続く
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歌の解釈は種々あります。
私は全くの門外漢なので詳しくはわかりませんが、この歌を習って新たな解釈(イドカバネット風)をしてみましょう。
(小野小町さん、ごめんなさい。m(_ _)m )
『あんなに鮮やかな柄の・お気に入りの服だったのに、雨に降られて濡れたままほっておいたら色褪せてしまった。その上、恋、いえ、濃い柄から色もにじんじゃった。仕事や家事がいそがしく、お手入れはどうしようかと丸めてそのままにしておいたのがいけなかったのね。(泣)』
・・・かなりな「こじつけ」ですね。
でも、濡れた服をそのまま放置するのは色のにじみ、色移り、色褪せ、カビなど様々なリスクがあります。
では、雨に濡れた服はどうすればいいでしょうか?
対策その1「取扱い絵表示」を確認して、家で洗えるようならすぐに洗います。いつもですが、色の濃い服の場合は色落ちしないかどうか、目立たないところを濡らしたタオルなどでこすってみてください。色がタオルに付くようなら別洗い(一着洗い)をします。
対策その2色柄ものや無地のもの関係なく、すぐに洗えない場合はとりあえず干します。濡れたまま丸めてカゴにポン←はNGです。特に、これからの蒸し暑い時期はカビのリスクも高まりますので、止めましょう。その後、洗濯時に洗いましょう。
対策その3ゆっくり洗う時間がないけど少しなら、という時は、お風呂や洗面所で水洗いをして干します。その後、洗濯時に洗いましょう。
ちょっと雨に濡れただけだから、といって油断するとあとが大変ですよ!
少しの手間で大きな手間を省きましょう~♪
この記事を書いた人
みか(Mika)
洋裁や手芸が大好きな生粋の関西人♪ 繊維製品品質管理士の資格を活かすべく地道に奮闘中!
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