いきなりですが。夏の生ごみがめちゃ臭いのは、生ごみに含まれている水分に雑菌が大量繁殖するからです。
ゴミ箱も、冬より夏の方が臭いがキツイですよね。それは、菌が繁殖するために必要なのが「栄養」「水分」「温度」ですから、夏はより繁殖力がより高まるのでしょう。生ごみはしっかり水切りするだけで、ゴミ箱の臭いもずいぶん違ってくるものなのでお試しくださいね。
さて。
衣類の場合を見てみますと、梅雨時期に部屋干しをした時の生乾きのニオイはなんとも嫌なものがあります。それは、衣類が乾くまでに時間がかかるために菌が繁殖するからです。
この場合の「栄養」は洗濯で落としきれなかった汚れ(皮脂などのたんぱく質汚れ)となります。
嫌なニオイが衣類にいったん付いてしまうとなかなか消えないので、なるべく菌を減らし・増やさない対策を取る必要があります。
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電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
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漂白剤を使用して殺菌をします。
服の内側に付いている絵表示をまずご確認ください。色柄ものには「エンソサラシ」に「×」となっていることが多いです。
これは、塩素系漂白剤は使用できません、というものです。
塩素系漂白剤は成分がキツイので、色柄ものに使用すると脱色することがあるからです。
でも酸素系漂白剤は、家庭で水洗いできる衣類の場合は洗剤と一緒に使用できるタイプのものがありますので、そちらを使うといいでしょう。
(表示出典:LION 「Lidea」さまより https://lidea.today/articles/608)
アイロンの熱によって殺菌します。
これも生地の種類によってアイロンの温度やかけ方に注意が必要です。
熱湯によって殺菌します。
熱に強い生地にしか対応できませんし、取扱いにも注意が必要で、手間もかかります。衣類の色が落ちる場合もあります。また、する場合はやけどなどに十分注意してください。
そもそも、菌の繁殖は乾くまでに時間がかかるのが原因の一つなので、なるべく早く乾かすように工夫しましょう。
その1 乾燥機を使う
乾燥機を使用することによって乾燥時間の短縮をはかります。
シワになりにくい衣類にはおすすめかもですが、ある程度乾いたら取り出して干す、位がいいかもです。
その2 扇風機を使う
扇風機で風を当てることによって早く乾かします。
その3 新聞紙を使う
洗濯物の下にくしゃくしゃっと丸めて表面積を増やした新聞紙を置きます。(新聞紙はそのまま広げて置くより丸めた方がずっと効果的ですヨ)
湿った新聞紙は取り替えましょう。
夜間などにも最適ですね。
部屋干しから生ゴミの脱臭まで!あれこれ使える新聞紙の裏技http://www.idokaba.net/article/2015/07/16/348
その4・除湿器を使う
部屋干しで湿った室内の除湿をして乾かします。
これらのように、部屋干し対策には簡単にできるものがいろいろあります。ご自分に合った方法で、じめじめする梅雨時の対処方法を見つけてくださいね。
さらば、生乾きの嫌なニオイ!
![]() 洋裁や手芸が大好きな生粋の関西人♪ 繊維製品品質管理士の資格を活かすべく地道に奮闘中! |
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