今日は、あまり知られていない、正しい洗濯ブラシの使い方講座です!
布地に入り込んだ汚れを落とすのに、1本持っておきたいアイテム。それが洗濯ブラシ。
例えば、ワイシャツやブラウスの襟や袖口の汚れ、育ち盛りのお子様の真っ黒靴下の汚れなど、洗濯機で洗っただけでは落とせない頑固な汚れには効果的です。
100円ショップでも手に入る洗濯ブラシですが、意外と使い方を間違えている方が多いです。
頑固な汚れを見ると「ゴシゴシ」と力任せにこすりたくなりますが、それダメです。
洗濯ブラシは、布地に入り込んだ汚れを毛先でかき出すようにして洗うのが本来の使い方です。
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摩擦ブラッシング
綿製品や混紡などの普段着のしっかりした生地の汚れには、この洗い方が効果的です。
ワイシャツやブラウス、ユニフォームや靴下などの汚れに適しています。
①容器に石鹸液を作って洗濯ブラシを浸します。
②洗濯物をを平らな所に広げて(お風呂場の床、洗面所のボール、洗濯板)汚れた所をこすりましょう。ブラシの毛の部分がペタンとまっすぐに布地に当たるように持って、ササっと軽くなでるようにリズミカルに動かしましょう。
③その後、普通に洗濯機で洗ってください。
【気をつけたいポイント】
※ひどい汚れだからと力任せに擦っても汚れは落ちません。
※洗濯ブラシは、汚れをかき出して落とすので、強く押し当てて毛が寝てしまっては効果がありません。
※ブラシは一方向に動かしましょう。往復するようなかけ方は生地を傷めます。
叩きブラッシング
摩擦ブラッシングでは落とせなかった汚れを叩き出す。おウチでシミ抜きをする時にはこの方法で行います。
①摩擦ブラッシングと同じ要領で石鹸液をブラシに浸します。
②平らな場所に洗濯物を広げてブラシの先に力を集中させて軽くトントンと汚れを叩き出すようにブラシをかけます。ブラシは軽く握って手首を動かしてリズミカルに上下させて下さい。
③その後普通にお洗濯してください。
【気をつけたいポイント】
※力を入れすぎると布やブラシを傷めます。
※ブラシは横に動かさず、まっすぐにブラシの面を生地に当てましょう。
※インクや繊維の中まで染みこんでいない汚れ(裏まで写っていない汚れ)は裏側から叩き出したほうが良いものもあります。
いかがでしょうか?
ちょっとしたコツさえつかめばおウチ洗いの最強アイテムになりそうでしょう。
あくまでも、おウチでお洗濯できる物だけにご使用下さいね。シルク製品やウール製品などのデリケートな物は毛羽立ちや白化などの原因になりますのでプロに任せた方が安心ですね。普段着の汚れのひどい物だけにご使用下さいね。
![]() 淡路島で80年続く、山本クリーニングの3代目嫁。整形外科で准看護師をしていた経験を活かしお客様のお洗濯に関する悩みをカウンセリングし、「お洗濯好き」を増やそうと奮闘中。 オフィシャルサイト http://www.eonet.ne.jp/~yc0556/ |
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