クールビズ始まる。ボタンダウンを着こなせ。
今年もクールビズ、始まっていますね。
今ではすっかり定着したクールビズ。環境省が省エネ運動のひとつとして打ち出して10年が経ちました。当時小泉首相のノーネクタイ姿が印象に残っています。期間も当初は6月からだったものがさらに猛暑が進み、今では5月からが一般的です。
主にビジネスマンや公務員の軽装を目的にし、簡単に言えばノーネクタイ・ノージャケットでOKという事で一気に普及したと思われます。
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電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
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ノーネクタイの襟元の格好良い見せ方!
ノーネクタイの季節が到来したという事で襟元の見せ方がポイントとなります。
軽装が定着しましたが、いつものスーツからジャケットとネクタイを外しただけでは、なんとなくだらしなく見えてしまいませんか?
ビジネス向きの「レギュラー」と呼ばれる襟のタイプはネクタイを締める前提で作られています。そのためノーネクタイだと襟がよれてだらしなくなってします場合があります。
その点、襟先にボタン穴があり見頃についたボタンを留めるボタンダウンシャツは、ネクタイを締めなくても襟元が崩れないので、夏場の軽装としておすすめです。
ちなみにボタンダウンシャツが生まれたのは約100年前で、ポロの選手が風で襟が顔に当たるのを防ぐためにボタンで留めていたことをヒントに作られたと言われています。
もともとはポロシャツから生まれたのでフォーマルでは、ボタンダウンはNGと言われています。日本では1960年代にアイビールックに欠かせないシャツとして流行したそうです。
同じボタンダウンのシャツでも素材によって雰囲気が変わります。
厚手でざっくりした風合いのオックスフォード生地はよりカジュアルな感じになるので、ビジネスにはブロードと呼ばれる織り目が詰まって光沢のある生地がふさわしいのではないでしょうか。
一番気をつけなければいけないことは、クールビズの期間は必ず肌着を着用することです。
ジャケットがある場合はワイシャツを肌着と考えられますが、ジャケットがない場合はワイシャツが上着です。夏場は汗をかきますので、ワイシャツが肌にくっつくのも気持ちが悪いものです。肌着を選ぶ場合は、必ず襟は丸首ではなく、Vネックを選んでください。襟元から肌着が見えないのは基本です。
スポーティーな上に、きちんとした雰囲気も演出できるボタンダウンシャツを活用し、暑い季節のビジネスシーンを楽しんでください。
この記事を書いた人
村上裕之(Hiroyuki Murakami)
山口市のクリーニング店の2代目。趣味はおいしいものを食べることとマンガを読むこと。会社のミッションは服を大切に着る文化づくりに貢献すること。最高のクリーニングを提供するためお客様からいただく納期に対して地域に募金をしたり、J2リーグ所属「レノファ山口」のユニフォームクリーニングなど地元に貢献中。
オフィシャルサイト
http://murakami929.jp
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