洗濯したら色が変わった!などの経験は誰にもあるかと思います。
何が原因で色が変わってしまうのでしょうか?
今日は「変退色」と呼ばれる事例について、それを簡略してまとめてみました。
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電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
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宅配・保管クリーニング(ラクリ)
(1)汗による変退色汗の成分は水洗いで簡単に除去できますが、ドライクリーニングではその特性上、ほとんど除去できずに残ります。
これから着用機会の多くなる夏物衣類は、水洗いできるものが多くなりますが、時には水洗いできない服の着用もあります。その時はインナーを工夫し汗がつかないように気をつける必要があります。
(2)紫外線による変退色こちらもよくあるパターンで、太陽光だけでなく蛍光灯による変化も見逃せません。
紫外線が強い季節です。衣服を干す時間を考えて、直射日光は避けて干す工夫が必要になります。ふとんの日焼けにも注意が必要です。
(3)金属との接触による変退色意外な実例として、ファスナーやベルトのバックル部分などの金属でも色が変わったりします。
これは着用する側としては防ぎようありませんが、金属との接触で色が変わることをぜひ覚えておきたいところです。
(4)薬品などの付着による変退色パーマ液などに代表される薬品類の付着により、変退色が起きます。このほかにも塩素系漂白剤の付着も気をつけて下さい。
こうしてみると、汗や紫外線や金属なんて、とても身近なものばかりですね。
しかし、変退色事例では圧倒的に汗の付着によるものが多いです。
一度しか袖を通していないから・・・などと洗わないで保管・放置される方も多いですが、その危険性を認識して欲しいところです。
白いものが時間の経過とともに黄色く変色してしまうこともありますよね。
洗わなかった、もしくはしっかりと汚れが除去できていなかったことが、原因です。
汗がついたらすぐに洗いましょう!
夏のお洗濯のお約束ごとです。
この記事を書いた人
関 誠(Makoto Seki) ゼンドラ株式会社・代表取締役
クリーニング・テキスタイルレンタル業界の専門新聞社。当サイト「イドカバネット」の運営を行ないながら、洗濯の楽しさ・クリーニングの素晴らしさを伝える。最近は、洗濯サービスと他業とのコラボレーションを研究し全国を奔走している。 オフィシャルサイト http://www.zendora.co.jp |
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