イドカバネット > 汗や汚れをキレイさっぱり!帽子(キャップ)を洗ってみよう~
きれい
2016/05/06

汗や汚れをキレイさっぱり!帽子(キャップ)を洗ってみよう~

イドカバネット

新緑が目に鮮やかな季節です!
お天気のいい日には、日傘や帽子が欠かせなくなって参りました。


そんなゴールデンウィークの真っ最中、棚の整理をしていると、奥の方から何年も前にアメリカ土産でいただいた帽子が出てきました!



多分・・・松井秀喜選手が活躍されていた頃だから・・・という代物です。

下に続く


 

電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適

呼吸がしやすく、蒸れないクールエアマスク「Be*AIR」


 

宅配・保管クリーニング(ラクリ)・株式会社ルビー
宅配・保管クリーニング(ラクリ)

 


 




写真ではいまいちわかりにくいかも知れませんが、全体的にくすんでいて、所々シミもあります。

でも、このまま置いておくのは勿体ない!ということで、洗ってみようと思います。

そこで気になるのが「取扱い絵表示」です。



綿100%、水洗い×、漂白×、アイロン× ですね。
4つ目の「〇」はドライクリーニングOK、の意味でしょうか?

(普通はまたは←ドライクリーニング可、となるのですが。不可の場合は



ここで検証タイム♪
どうしてこのような表示なのでしょうか?

そこで、洗うことに関するリスクの可能性を考えてみましょう。


*水洗い×について

・綿100%だから、水洗いすると型崩れする
・キャップの「つば」の部分の材質に気を付ける(芯がプラスチック仕様なのか、段ボール(紙ベース)仕様なのか。段ボール仕様だと洗えない)
・風合いが変わる
・縮む(綿100%なので←綿繊維の性質による)
・帽子本体の色落ちする
・ロゴマークから色泣きする

*漂白×について

・ロゴマークの色が褪せる
・帽子本体の色が褪せる

*アイロン×について

・ロゴマークから色が出る?
・このシリーズで、他の帽子の色目(もしくは他の要因)の場合を考えてリスク回避表示がしてある(表示が共用されている)


どちらにしても、このまま置いておくのももったいないので、ダメ元で洗ってみることにしました。(帽子のつばを指で弾いてみたら、どうも樹脂っぽかったので洗えると判断しました。)


まずは、念のため中性洗剤を使用し、20分に浸け置きします。

そして、ブラシで軽くゴシゴシします。
この時に、ロゴマークはこすらないように注意します。



左手(利き手と反対の手)を帽子の中に入れて、負担がかからないように気をつけます。



それでも、やはり年数が経っているためか、あんまりきれいになったように思えないので、固形石けんを直接塗り付けてみることにしました。




内側も忘れずにね。



そしてさらにブラシでゴシゴシとこすります。


後は、水を変えながら石けんが残らないように丁寧にすすぎます。

今回は、漂白は止めました。(酸素系漂白剤を切らしていたから、ともいいます。(笑)でも、漂白はやはり止めた方がいいかもです)

洗い終わったら形を整えて陰干ししますが、帽子の中にタオルを入れて水平に干します。

新聞紙を入れてもいいのですが、新聞のインクが移ると嫌だな、と思いタオルにしました。(すみません、写真を撮り忘れました)

ゆっくり・しっかり乾かしたら、こんな風になりました。



元の写真はこちらです



こちらの写真でもわかりにくいのですが、所々スッキリしないのですが、全体的には洗う前よりはきれいになりました。

これでまたしばらくは被れそうです。^ ^


今回はあくまでも「ダメ元」で素人が水洗いしましたが、自信のない方は無茶をしないようにしてくださいね。

今回も、やはり若干縮みがありましたが、ロゴマークからの色なきはなかったので助かりました。

裏技として、洗う時は帽子に合うサイズのザルを中に入れると、楽に洗えるようです。

帽子にアップリケが貼り付けてあったり、ロゴがプリントされているものは、洗う時にまた違うリスクがありますので、お気を付けください。どうしても洗いたい時は、アップリケなど外せるものは外してしまいましょう。

これからもっと暑くなると汗もいっぱいにかきます。

帽子の内側のテープ部分(スベリ、またはビンカワと言います)など、汚れやすいところはまめに水拭きするなど、汚れを溜めこまないように気をつけてください。

また、帽子は被らない時には、風通しのいい・日の当たらない場所に置くようにしましょうね。

<イドカバネット関連記事・帽子洗い>

20150427-Mika-cover3.jpg 意外と知らない帽子のマナー・お手入れ・保管~紳士編~
20160110-Tamura-cover.jpg おうちでは洗えない幼稚園帽の簡単お手入れ方法
20150726-Aya-cover.jpg おしゃれの定番・麦わら帽子についたファンデーション除去
20150610-Nakamura-cover.jpg 洗濯王子直伝!帽子のお洗濯・お手入れをマスターして夏を快適に

 








この記事を書いた人
みか(Mika)

洋裁や手芸が大好きな生粋の関西人♪ 繊維製品品質管理士の資格を活かすべく地道に奮闘中!

 






MIKAの最新記事



イドカバネットは
衣類やお洗濯・お掃除など日常生活にまつわる情報を毎日お届けしています
気に入ったらFACEBOOKやTwitterから更新情報を入手してね



  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Facebookで更新情報をチェック!

関連記事

イドカバネット過去の人気記事
20150128-Seki-cover.jpgYシャツをきれいにたたむプロの技と旅行のパッキングのコツ
20150425-Enomoto-cover.jpgGW中にすませたい!部屋とクローゼットのデトックス
20150407-Asano-cover.jpg今すぐ実践!自宅でできる白シューズの正しいお手入れ!
20150216-Enomoto-cover.jpg洗って完璧!柔軟剤で引き寄せない!洗濯でできる花粉症対策
20150220-Nakamura-cover.jpg乾きにくい冬の洗濯物を3倍乾きやすくする干し方のコツ!
fastnar-photo01.jpgこれでイライラ0%!! ファスナーの滑りを良くする方法
20150112-Mika-cover.jpg結婚前に知っておきたい女を磨く洋服の知識・ウール製品の洗いかた
20150330-Yamamoto-cover.jpg面倒なんて言わせない 大切なお洋服を守る これで完璧!収納法
201412-osouji-yuka-cover.jpgこんなところも大掃除…誰でも簡単にできる”洗濯機の洗濯”
20150320-Nakamura-cover.jpg色移り解消の魔法の呪文「すぐに濃いめの熱いお湯」
20150404-Mika-cover2.jpg痩せて見える/ふっくら見える 色と見た目の深い関係・1
20150312-Yamamoto-cover.jpgニッポンのすべての女性に!衣替えで役立つ「3秒ルール」
20150513-Seki-cover.jpg洗濯物臭くないですか?部屋干しニオイ対策は、まず洗濯槽の洗浄を
20150318-Mihara-cover.jpg型崩れ防止をできる 長期収納向けのハンガーとはどんなもの?
20150110-moemoe-cover4.jpg実はめっちゃ汚い!!一枚のバスタオルを何日使いますか?
20150107-Aya-cover3.jpgつい持ち歩きたくなる?ニットのほつれを瞬時に隠す「魔法の針」
20150428-Mihara-cover3.jpgエステなどオイルまみれのタオルをスッキリきれいにするには
74a7c805d125814aec5797843fc.jpgニットを着る人には知っていて欲しい素材の特徴とお手入れ方法
20150414-moemoe-cover.jpg100均アイテムで作れる超かんたんミサンガのつくり方
20150426-Fukusawa-cover.jpg荷物を軽量に!キャンプや旅先で役立つお洗濯グッズ
SHARE
Twitter
Facebook
Line
google
Hatena
PAGE TOP