今日は、車もボディーもツルツルにする鉄粉除去のお話です。
大型連休は家族でお出かけの方も多いかと。
車も遠出で大活躍ですが、連休は愛車を念入りに洗車する方も。
そこで、今日は普段の洗車では手がけられない、ボディーの鉄粉除去を行ってみましょう。
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電車内や人混みなど
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車のボディーには
目には見えにくい「鉄粉」(読んで字の通り鉄の粉)が刺さっています。
この刺さった鉄が錆びて、塗装面を侵食。最悪の場合、ボディーを錆びさせる原因となっています。
洗車ごとに除去するか、もしくは当然ですが新車状態でない限り、鉄粉が刺さっていない車を見かけることの方が難しいと思います。
・金属加工などを行なう鉄工所などの工場付近
・新幹線や鉄道が走る側の道路に駐車
・高速道路の高架橋付近などは、鉄粉が多く飛散しており
たった一日駐車しておくだけで、かなりの量の鉄粉がボディーに刺さります。
ボディーをコーティングしていても、鉄粉付着は防ぎようありません。
連休を利用して除去しましょう。
きれいに洗車しているから鉄粉なんて付いてないよ!と思いの方も、簡単にあなたのボディーに鉄粉が刺さっているかの確認方法をお教えします。
車を洗車し、ふき取り前に
(1)タバコの外装フィルムを取り出し
(すべりの良い薄手のOPP系透明フィルムならなんでもOK)
(2)中に指を2−3本入れて車のボディーを撫でてみる
指先に伝わるザラザラした感触が鉄粉そのものです。
Oh My God!
かなりザラザラしてます。
さあ、それでは
洗車しただけでは取り除けない
この鉄粉をしっかりと除去しましょうね。
方法は2つ!
・鉄粉除去剤を用いて鉄粉を溶かす(化学除去)
・車のボディー用粘土で刺さった鉄粉を抜き取る(物理除去)
です。
(共通)鉄粉除去の前にしっかりと洗車
カーシャンプーを用い、まずはしっかりと洗車を行います。
車のボディーに汚れが付いていると、逆に不用な傷をつけてしまいます。
(注意点)
商品の注意事項をよく読み、塗装面にシミや変色が残る場合があるので、目立たない場所で試す必要があります。
イエローの車は使用できません。
また、炎天下での使用は厳禁です。夏場は早朝など車のボディーが熱くない時間帯に使用しましょう。
(2)ボディーの水をふき取り、鉄粉除去剤をまんべんなくスプレーします。
みるみると鉄粉が溶けていくのがわかりますね。
(3)商品に指定された通りの時間経過後、水で洗い流します。
(4)もう一度フィルムを使って指でチェック。
まだ鉄粉が残っているときは、物理除去に進みます。
(A)洗車後、ふき取りをせずに、水を流しながら粘土を塗装面に滑らせます。
粘土は厚さ1センチほどに引き伸ばして
力強く押しつけず軽く滑らせる感じです。
塗装と触れている面に、黒っぽい汚れが付着し粘土が変色します。
これが鉄粉や洗車で取りきれなかった汚れ・水垢など。
粘土の表面が汚れたら汚れ部分を内側に丸め込むように粘土を捏ねて
いつもきれいな面で使用しましょう。
(B)フィルムを使って鉄粉チェック!
驚くほどツルツルになるのが確認できると思います。
車のボンネットや天井だけでなく、ドアなどの側面にも地面から巻き上げた鉄粉がびっしりと刺さっています。
鉄粉除去剤を用いた化学処理と、粘土を用いた物理処理の両方を行います。
当然、作業には相当な時間がかかりますので、大型連休を利用して徹底的な洗車を心がけたいですね。
ちなみに私は、GWと年末の洗車で、この鉄粉除去を行っています。
どちらかというと、GWに行なう鉄粉除去の方が、車の状態もひどいです。
なぜ?と考えた場合、おそらくですが
冬場に使用されるタイヤチェーンなどから発生する鉄粉が原因かな〜と考えています。
ツルツルボディー皆様もお試しください!一度やるとやみつきになりますよ。
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![]() ゼンドラ株式会社・代表取締役 クリーニング・テキスタイルレンタル業界の専門新聞社。当サイト「イドカバネット」の運営を行ないながら、洗濯の楽しさ・クリーニングの素晴らしさを伝える。最近は、洗濯サービスと他業とのコラボレーションを研究し全国を奔走している。 オフィシャルサイト http://www.zendora.co.jp |
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