暖かい日が続くと、春物を着る季節になりましたね。
久しぶりにクローゼットの中から、薄手のコートを取り出したら、「あれ?シミがある!」って経験ありませんか?
今回は、保管中に起きるトラブルと対処方法をお話します。
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電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
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保管中に浮き出てくるシミの原因はたくさんあります。
その中でも一番の原因は、落ちきれなかった汚れが酸化して、シミになり浮き出てくる現象です。このシミはこのまま放置し続けると、色抜けの原因になるので、見つけたらすぐ対処しなければなりません!
今日も、「しまう前はなかったんですけど。。。なんかシミになってて落ちますか?」って衣類をお預かりしました。元々見えないシミを防ぐのは至難の業ですね。
特に春服は、白いお洋服や明るい色のお洋服が多いので、冬服に比べてシミが目立ちやすくなります。それに、昔の家に比べて高気密で高断熱のお家も増えていますから、お家の中は暖かいってご家庭も多いですね。
そこに、冬の暖房が加わって、パンパンに詰まったクローゼットの中は、満員電車状態に陥りやすいです。
つまり、暖かくて、湿気があると、お洋服が蒸されて、酸化がどんどん進み、シミが浮き出てきやすい状態になるんです。
完全に黄ばみを防ぐ方法は、ありません。でも、黄ばみが出にくくする方法はあります。
1度しか着ていないお洋服でも、必ずお洗濯、またはクリーニング店でメンテナンスをしっかりしてから片付けましょう。
今年は暖冬で、汗をかく日も多かったので、コートのメンテナンスは、全体的にウエットクリーニングを行ってくれるお店に依頼するのが良いです。全体的に洗いたくない衣類でも、襟や脇は、汗に対する処置を施してもららうように、ご依頼してくださいね。
そして、大切なのは、クローゼットの中の湿度と温度を一定に保つ事です。
お洋服の詰め込みすぎに注意して、定期的にクローゼットの中を換気するだけで、だいぶ防げますよ。
保管中のシミは、時間が経過しているので、なかなか頑固なシミに変化しています。
お家で洗える衣類は、まずお洗濯してみましょう。洗えない衣類は、染み抜きが必要になりますので、無理せずプロに依頼してください。
暖かくなると、白い服を着る事が多くなりますね。ちいさなシミでも目立つので、しっかりケアしておしゃれを楽しんでくださいね。
![]() ファッション大好き!大手アパレル企業・染み抜き屋を経験し、数々の想い入れのある衣類のケアをおこなう職人。現在は、福岡市を中心に、染み抜き、染色、デニムリペア、リフォームなど、洋服のトータルメンテナンスで活躍中。 オフィシャルサイト http://niyaho.blog.jp/ |
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