イドカバネット > ジャージや靴下などガンコな泥汚れを落とすための3つの鉄則
お洗濯
2015/09/25

ジャージや靴下などガンコな泥汚れを落とすための3つの鉄則

イドカバネット

どろんこ汚れには固形石けんがいいのはなぜ?


「スポーツの秋」といます。日本の各地では大小とりどりの運動会が行われたり、さまざまなスポーツ関連試合・イベントが開催されたりします。

今もラグビー・ワールドカップ戦で盛り上がっていますが、屋外のスポーツで困るのが“泥よごれ”です!

前回はラガーシャツについて書きました

20150923-Mika-cover.jpg
ラグビーのワイルドさに秘められたラガーシャツの気配り

晴れた日でも汚れますが、雨の日の泥んこ汚れは見た瞬間に「こりゃダメだ~!」って思わず目を背けてしまうほどだったりします。

そんな洗濯物は普通に洗っても汚れは残ってしまいます。さぁ、こんな時には少しだけ手間をかけてきれいにしてしまいましょう♪


下に続く


 

電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適

呼吸がしやすく、蒸れないクールエアマスク「Be*AIR」


 

宅配・保管クリーニング(ラクリ)・株式会社ルビー
宅配・保管クリーニング(ラクリ)

 


 





〈鉄則その1〉
濡れた状態の服や靴下はまず乾かすべし!


濡れた泥んこ汚れの服や靴下は見ていたくもないし・早く何とかしたいものです。でも、ちょっと待って!

まずはそのまま乾かしましょう。

乾いてから泥をはたき落としてください。無理にこすり出すと生地を傷めかねませんのでご注意くださいね。

 

《ちょっと脱線》

泥よごれに関係がなくても、例えば急な雨に降られたりして服が濡れてしまう場合があります。こんな時も、脱いだ服を濡れたまま洗濯カゴに丸めてポイッと入れるのではなく、ハンガーに掛けていったん乾かしておきましょう。

濡れたままの服って、実はとってもリスクが高いんです。


・カビ
・脱色・移染
・汚れの染み込み
・生地の脆化(生地に与え影響)…等々。

だから「濡れたら干す」をお忘れなきように。

 


〈鉄則その2〉
次に石けんをこすりつけましょう!

 

石けんには液体、固形、粉末があります。

粉末と固形の石鹸は「脂肪酸ナトリウム」、液体石けんは「脂肪酸カリウム」からできていて、汚れを落とすのは「脂肪酸ナトリウム」の方が得意です。

ですから、粉末洗剤を溶いて使ってもいいのですが、実際は固形石鹸をダイレクトにこすり付けて汚れに浸透させる方が手軽で効果的、といえます。

 


〈鉄則その3〉
しばらくお湯に漬け込みましょう!

出典・参考:http://www.idokaba.net/article/2015/04/20/229


このアイデア、とっても良いと思うので紹介します。(詳しくはリンク先をご参照くださいね。)

石けんをこすりつけたものを40度くらいのお湯で漬け込みますが、その時にジッパー付きの密封性の高い保存袋を利用するとすごく便利です。

できればそのまま一晩ぐらい置いておきましょう。この袋なら水が漏れることなく、安心して放っておけます。(笑)

しかも洗濯機で洗う前に再度もみ込むのにも(楽ちんで)最適なんです。



石けんが汚れを落とすのはなぜ?

先ほども書きましたが石けんには液体、固形、粉末の3種類があります。液体石けんと固形・粉末石けんは成分が違うので両者それぞれに得意分野に違いがあります。


(あくまでも)おおまかに特徴を挙げると次のようになります。


粉末洗剤…汚れ落ちに効果を発揮するが使い方によっては溶け残りや洗剤カスが発生する(洗濯の際は洗剤を別に溶かしておいて洗濯槽に入れるとよい)

液体洗剤…汚れに直接浸透しやすい、すすぎも早いが、洗浄力が粉末洗剤よりは落ちる

参考:http://droppernews.com/archive2154.html


だからもちろん!液体石けんでも汚れは落ちますし、利点もたくさんあります。

どちらも共通して言えることは、泡の働きです。泡で汚れを浮かし・包みこんで落とし、その後また付着しないようにする働きがあります。
参考:http://www.live-science.com/honkan/soap/soapbasic05.html


石けんは多過ぎるとムダで、少な過ぎると洗浄力が不足しますので洗剤の効果が充分に発揮できません。また、使い方によっても違ってきます。

洗濯物や汚れ、水の量に合わせた適量を使いましょう。(洗剤ボトルや箱の裏に表があります。)


液体洗剤の場合の一例
液体洗剤の場合の使用量の目安


粉末洗剤の場合の一例
粉末洗剤の場合の使用量の目安

出典:http://www.kao.com/jp/qa_cate/clothcleanser_03_02.html


これらをマスターすると泥んこ汚れもへっちゃらです♪

さぁ!スポーツの秋を楽しみましょう~♪








この記事を書いた人
みか(Mika)

洋裁や手芸が大好きな生粋の関西人♪ 繊維製品品質管理士の資格を活かすべく地道に奮闘中!

 






MIKAの最新記事


関連記事:泥汚れの対処法!こちらの記事もよく読まれております。

20150420-Yamamoto-cover.jpg
青春応援団!茶色いソックスの泥汚れを落とす洗濯の極意!

20150909-Seki-cover.jpg
汚れが良く落ちる正しい洗濯機の洗浄時間と泥汚れの部分洗い

20150309-Mihara-cover.jpg
もっと白くしたい!部活の泥汚れを真っ白に洗濯するコツ

20150324-Seki-cover.jpg
真っ黒な子どもの上履きに!プロが認めたある洗剤

 


イドカバネットは
衣類やお洗濯・お掃除など日常生活にまつわる情報を毎日お届けしています
気に入ったらFACEBOOKやTwitterから更新情報を入手してね

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Facebookで更新情報をチェック!

関連記事

イドカバネット過去の人気記事
20150128-Seki-cover.jpgYシャツをきれいにたたむプロの技と旅行のパッキングのコツ
20150425-Enomoto-cover.jpgGW中にすませたい!部屋とクローゼットのデトックス
20150407-Asano-cover.jpg今すぐ実践!自宅でできる白シューズの正しいお手入れ!
20150216-Enomoto-cover.jpg洗って完璧!柔軟剤で引き寄せない!洗濯でできる花粉症対策
20150220-Nakamura-cover.jpg乾きにくい冬の洗濯物を3倍乾きやすくする干し方のコツ!
fastnar-photo01.jpgこれでイライラ0%!! ファスナーの滑りを良くする方法
20150112-Mika-cover.jpg結婚前に知っておきたい女を磨く洋服の知識・ウール製品の洗いかた
20150330-Yamamoto-cover.jpg面倒なんて言わせない 大切なお洋服を守る これで完璧!収納法
201412-osouji-yuka-cover.jpgこんなところも大掃除…誰でも簡単にできる”洗濯機の洗濯”
20150320-Nakamura-cover.jpg色移り解消の魔法の呪文「すぐに濃いめの熱いお湯」
20150404-Mika-cover2.jpg痩せて見える/ふっくら見える 色と見た目の深い関係・1
20150312-Yamamoto-cover.jpgニッポンのすべての女性に!衣替えで役立つ「3秒ルール」
20150513-Seki-cover.jpg洗濯物臭くないですか?部屋干しニオイ対策は、まず洗濯槽の洗浄を
20150318-Mihara-cover.jpg型崩れ防止をできる 長期収納向けのハンガーとはどんなもの?
20150110-moemoe-cover4.jpg実はめっちゃ汚い!!一枚のバスタオルを何日使いますか?
20150107-Aya-cover3.jpgつい持ち歩きたくなる?ニットのほつれを瞬時に隠す「魔法の針」
20150428-Mihara-cover3.jpgエステなどオイルまみれのタオルをスッキリきれいにするには
74a7c805d125814aec5797843fc.jpgニットを着る人には知っていて欲しい素材の特徴とお手入れ方法
20150414-moemoe-cover.jpg100均アイテムで作れる超かんたんミサンガのつくり方
20150426-Fukusawa-cover.jpg荷物を軽量に!キャンプや旅先で役立つお洗濯グッズ
SHARE
Twitter
Facebook
Line
google
Hatena
PAGE TOP