花のみならず「きれいだなぁ~♪」とうかつに近付いては、棘で痛い目にあいますよ…
最近ではあまり言われなくなったことわざに、「きれいな花には棘(トゲ)がある」「薔薇に棘あり」があります。
ところがどっこい、気を付けなければならないのは「トゲ」ばかかりではありません。
今回は、これも絶対に取扱いを間違ったら痛い目にあう「花粉」についてお話しします。
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花粉は大きく分けて3つ種類があります。
・風媒・・・風に乗って他の花にたどり着くもの
・虫媒・・・虫にくっついて他の花にたどり着くもの
・水媒・・・水の流れで他の花にたどり着くもの
さまざまな形の花粉の顕微鏡写真
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%B1%E7%B2%89
この3種類の中でもっとも厄介なのが「虫媒」(花粉を運んでもらう花)で、それは花粉が虫にくっつきやすいように粘着質になっているからです。
そんな粘着質だからくっつきやすく・取れにくい花粉が服にくっついてしまった時、どうしたらいいのでしょうか?
絶対にしない方がいいのは次の2点です。
・水で濡らしたハンカチやおしぼりなどでは拭かない
・はたかない、擦り合わせない、もまない
これらの処置をすると、花粉が取れるどころか余計に繊維の奥に押し込まれてかえって取れにくくなりますし、下手をすると濡らした辺りが輪ジミになっていまいます。
エタノールやベンジンで拭くのがいいとかも聞きますが、生地によっては影響を与えますし、なにより失敗したらこれまたますます落ちにくくなってしまいます。
ですから、何も触らずにクリーニング店に相談するのがいいでしょう。
でも、花粉がたくさん付いた場合は…
応急処置として掃除機の吸い口に布をかぶせて輪ゴムで止めてそぉ~っと花粉を吸っておくのも一手ですが、自信がない場合はやめておいてくださいね。
例えば前述の写真のようなユリの場合、先におしべを取ってしまいましょう。
そうすると受粉ができなくなり、花も長持ちします。
おしべの摘み取り方。
この摘み取る時に、花粉が飛び散らないように気を付けてください。
また、花が開き始めた頃なら花粉が出ていないので、素手で指を入れてつまみ取っても大丈夫です♪
きれいな花を長く愛でるための一工夫は服にも安心ですね。^ ^
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