2015年が明けましたね。
今年はファッションに敏感なあなたも、メンテナンスにも強い女子を目指しませんか?
お洋服は買うだけじゃなく、上手にお手入れしてこそおしゃれ女子というものでございます。
ファストファッションでお安く買ったものも、お気に入りのブランドショップでお高く買ったものも、オールマイティにお手入れできるようになりましょう!
さて、前回のつづきです。
(前回記事はこちら→女の子の大切なものを悪い虫から守るべし!その1)
このように防虫剤には色々な種類があり、各メーカーからも様々なものが市販されていて、何を選んだら良いのか迷いますね。
無難といえば、他の成分の物との併用が可能なピレスロイド系でしょうか。
しかも無臭なので、衣服に変なにおいが付かないのでポイントお高め。
ただ、逆に無臭なので使っているのを忘れてしまったり、成分が無くなっている事に気付きにくいというデメリットもあります。
そして、若干の毒性もありますので、気になるという方はアロマオイルという選択肢もありますので、ご紹介しましょう。
下に続く
電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
呼吸がしやすく、蒸れないクールエアマスク「Be*AIR」
中世のヨーロッパでは、シーツをラベンダーやローズマリーの株の上に干して香りをつけたそうです。アロマを衣類に使う場合は、抗菌効果があり衣類をふんわりと香らせる精油を使用しましょう。
【衣類におすすめの精油】
ペパーミント、ハッカ、ユーカリ(グロブルス、ラジアータ)、ティーツリー、ラベンダー、ローズマリー・シオネール
*カモミール・ジャーマン、ジャスミンなど色が濃い精油は向きません。
・サシェ(衣類の防虫用香り)のレシピ
シダーウッド(レッドまたはアトラス)3滴
ラベンダー 2滴
パチュリー 1滴
レースのハンカチや袋(お茶パック用不織布可)に精油を含ませたコットンを入れクローゼットなどに・・・
・洗濯物の香りづけとニオイ予防を目的としたレシピ
重曹 50g
洗濯洗剤 適量(普段の量より2~3割減らす)
精油 ティーツリー、ユーカリ、ラベンダー、ローズマリーのうちいずれか1~2種類で合計10滴
*あらかじめ精油と重曹を入れ溶かしてから洗剤を入れ洗濯をする。
・干した洗濯物の香りづけやアイロン時に吹きかけるアロマスプレーのレシピ
*香りを持ち運びたい時や、特定の場所に置いていつも香りを漂わせたい時に・・・
好みの精油12滴
無水エタノール10ml
精製水20ml
1.スプレー容器に無水エタノールを入れる
2.精油を加え希釈する
3.精製水を加え、使うときはよく振る
用途に合わせて精油の種類、エタノールの濃度を調整するとお部屋の芳香剤、ごみ箱や下駄箱、靴の消臭スプレー、トイレ、浴室の除菌・掃除用のスプレー、マウスウォッシュなどいろいろ作ることができます。 直接肌につけないものや掃除や除菌が目的の場合、精油がとけやすくカーテンなどに噴霧してもすぐ蒸発するよう、エタノール農奴は20~40%を目安にしましょう。 精油も基材全体量に対して2~4%(30mlに12~24滴)くらいに調整します。
このようにアロマを使ったレシピは様々ありますが 代表選手のように『ラベンダー』が大活躍しています。 ラベンダーの語源は「洗う」というラテン語ということで、 その語源から分かるようにラベンダーの特徴は強い消毒力を持っています。 強い消毒力はラベンダーの成分モノテルペンアルコール類のリナロールによるものです。 ラベンダーはリナロールを約40%含んでいます。
質の良い精油でしたら、やけどした箇所に原液を直接塗れば早く治ります。
実は直接肌につけられる精油というのは殆どありません。ラベンダー精油は直接肌につけることの出来る貴重な精油です。特に活躍するのはやけどの時。やけどをした場所を良く冷やしたらすぐにラベンダー精油の原液を付けましょう。ラベンダーの消毒・殺菌作用や鎮静作用が働き、やけどの跡が残りにくく早く治すことができます。
精油と呼ばれるものは100%天然のものだけ。 "アロマオイル"として売られているものは合成香料であることが多いので『精油』もしくは『エッセンシャルオイル』と記載されているものを選びましょう。 また直接肌につける事もあるため信頼できるメーカーのものを選ぶ事も大切です。 安いものは100%天然のものでも不純物が多く混ざっていたりすることもあります。 あまりにも安いものは注意が必要です。 有名メーカーの価格の多くは10mlで2000円~3000円になっています。
(出典元:実は凄い!やけどにも効くラベンダー精油の実力 - NAVER まとめ)
「アロマ」のワードが商品名に使われた消臭製品が多く市販されていますが、市販で販売されている消臭剤は、たくさんの有害物質が含まれています。
また、わずかの量はおろか全く精油成分を含まない物までが「アロマ」と謳うものもありますので、惑わされないようにしたいものです。
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今回アロマオイルについてお話をしてくださった先生は、
JRECトップインストラクターの若松装子先生です
(長野市と富山市でサロンとスクールを主宰)
*アロマクラフトレシピは『アロマテラピーの教科書』より引用させていただきました。
福沢 結華(Yuka Fukusawa) クリーニングフクサワ スタッフ おわら風の盆で有名な富山市八尾町で家業のクリーニング店に従事。店頭や配達先でお客様に衣類のお手入れ方法を少しでも分かりやすくご説明したくて日々勉強中。クリーニング師、クリーニングアシスタントアドバイザー オフィシャルサイト http://www.fukusawa.jp |
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