12月に入り、飲み会の数が増える年末。
この時期に、毎年お預かりする染み抜き衣類があります。それは、ネクタイの染み抜き。
今回は、福岡のしみ抜き職人のあやがお伝えする、クリーニングから戻ってきたら、すぐに実践してほしい、ネクタイの染み抜き予防の裏ワザをご紹介します。
下に続く
電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
呼吸がしやすく、蒸れないクールエアマスク「Be*AIR」
プレゼントで戴くことが多いネクタイ。
想いがつまったネクタイなら、大切に永く身につけたいですよね。
そして、お気に入りのネクタイほど、身につける回数が増え、忘年会にもつけて行きたくなるものです。
◇準備する物
お気に入りのネクタイ
撥水スプレー
ドライヤー
① ネクタイをハンガーにかける。
② 全体的に撥水スプレーをかける。
③ ドライヤーで熱風をあて、乾かす。
*この手順を2回繰り返し、行います。必ず換気のよい場所で、行いましょう。
た~~~ぷり撥水スプレーをかけて、乾かしたい所ですが、濡れすぎは良くないので、2回にわけて行いましょう。
そして、熱風で乾燥する事で、自然に乾かすよりも撥水力が増します。首の結び目ぐらいまで撥水スプレーをかけておけばOKです。
これは、新しいネクタイにだけではなく、クリーニングから戻ってきても、実践できます。ただし、シミがあるまま撥水スプレーをかけるのは、しみを閉じ込めてしまうので、必ず綺麗な状態で、撥水スプレーを使いましょう。
クリーニング店でも、ネクタイに撥水を行うサービスをして下さるお店もありますね。
店頭ディスプレイで、アピールされているお店もあります。ただし、無料サービスの撥水加工は、「なんとな~く撥水?」ってお店も多いので、クリーニング店で依頼される時は、撥水加工の内容をしっかり確認して、有料のサービスを選んでくださいね。
ちなみに、撥水スプレーは、ホームセンター、靴屋さんでも手に入れる事が出来ます。ご自分でもお手軽に出来る裏ワザなので、ぜひ試してください。
これで、忘年会で飲み過ぎて、ネクタイに醤油やビールの水滴が飛んでも、シミになりにくく楽しく過ごせますね。
![]() ファッション大好き!大手アパレル企業・染み抜き屋を経験し、数々の想い入れのある衣類のケアをおこなう職人。現在は、福岡市を中心に、染み抜き、染色、デニムリペア、リフォームなど、洋服のトータルメンテナンスで活躍中。 オフィシャルサイト http://niyaho.blog.jp/ |
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