冬になるとセーターを着る機会が増えてきますね。セーターを着るとどうしても出来てしまう毛玉。よく擦れる部分の毛が絡み合って毛玉になってしまいます。
今回は、素材によって毛玉の出来やすい、出来にくいがある事をお伝えします。
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電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
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第1位 アクリル 100%
第2位 天然繊維と化学繊維の混合素材
第3位 ウール 100%
アクリル素材は、ふっくらと柔らかい風合いがある素材です。
ウールを目標に作られた素材なので、繊維の中に空気を含み保温性を保つため、冬のセーターによく使われる素材ですね。
ウールよりも低価格で、強度がありますが、吸水・吸湿性が劣っているため、汗を吸いません。また、静電気が起きやすい素材なので、毛玉になりやすい素材ともいえます。
ウール(カシミア、アンゴラ)などとアクリル、ポリエステルの組みあわせは、毛玉が出来やすい組み合わせです。
夏に着るTシャツでも、綿100%のTシャツより、綿&ポリエステル素材のTシャツの方が毛玉が出来やすいですね。ただ、粒が小さいので、あまり気にならない事も。。。
しかし、冬の毛玉は大きいので、ウール&アクリル素材のセーターに出来た毛玉は気になりますね。
そして、化学繊維が素材に入っているだけで、繊維がなかなか切れないので、しっかり表面にくっついており、硬い毛玉になってしまいます。
セーターやスーツなどで主に使われる冬素材です。
ウールは、表面の毛羽が擦れて、絡まり、毛玉になります。
しかし、化学繊維と比べてウール素材は切れやすい素材なので、毛玉が大きくなると自然に衣類の表面から脱落することも。そして、手でつまんで引っ張っても取れやすいですね。
つまり、合成繊維が入ると、毛玉もかたく頑固に衣類の表面にくっつき続けます。それが、どんどん増えて、毛玉が目立つようになるわけですね。
毛玉ができてしまったら、カットするしかありません。特に、合成繊維が入った毛玉は、毛玉取り機、T字カミソリ、ハサミでカットするしかありません。
毛玉取りブラシは、大きな毛玉を取り除きながら、毛玉になりそうな部分はほぐしてくれるので、最小限に生地のカットをとどめてくれます。
生地の厚さや素材によって、毛玉取りの方法を変える事も大切ですね。
![]() ファッション大好き!大手アパレル企業・染み抜き屋を経験し、数々の想い入れのある衣類のケアをおこなう職人。現在は、福岡市を中心に、染み抜き、染色、デニムリペア、リフォームなど、洋服のトータルメンテナンスで活躍中。 オフィシャルサイト http://niyaho.blog.jp/ |
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