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きれい
2015/05/10

あなたのお部屋の観葉植物「赤字」になっていませんか?

イドカバネット

お部屋の観葉植物がホコリや油で台無し!
鉢は泥はね泥まみれ!
今日は、お部屋の観葉植物を事例に、「モノを買うこと」を少し見直してみましょう。


さわやかな風が心地よく、キラキラ新緑がまぶしい季節になりました。街角の花壇には、色とりどりの花が目を楽しませてくれて、何だかワクワクしてきますね。


下に続く


 

電車内や人混みなど
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宅配・保管クリーニング(ラクリ)

 


 



 

あなたのお家にもいろいろな観葉植物があるかもしれません。

 

ガジュマル、ポトス、セローム、カポック…

 

インテリア雑誌に出てくる素敵なお部屋をさわやかに演出していますし、テレビドラマでも、必ずアクセントとして置いてあります。「わが家には何が合うかな?」とワクワクしながら選んだことでしょう。それぞれに適した場所やお手入れ方法があるようですね。

[保存版]インテリア性抜群!シーン別、育てやすい観葉植物一覧


 

モノには必ずある「購入した後にかかるコスト」(支出を考える)

さて、その子たち、お元気ですか?

 

あなたの観葉植物がキレイに生きていくためには、さまざまな「コスト」 (支出)がかかっています。

 

「コスト」というのは、購入した時のお金のことだけでしょうか?

手入れにかかる手間や、出張などの時に「枯れていないかな?」と心配する「気持ち」もコストのうち、といえるでしょう。

 


現実的にかかっているコストを具体的に見て行きましょう


・買った時の値段

・肥料代

・水やりの時間

 

ここまではわかりやすいですね。

でも、もう少しよく見てみましょう。


・葉の先、枯れていませんか?

・葉の上にホコリが積もっていませんか?

・キッチンやダイニング、リビングなどに置いた鉢では葉の表面に油煙がかかり、その上にホコリが固まっていませんか?

・水受けのお皿はどうでしょう。流れ出た土が湿っているとニオイや虫の原因になりますよ。

・乾くと、泥汚れが残ってしまいます。

・鉢をどかすと、下のフローリングが湿気で傷んでいることもあります。

・鉢の表面には、土のハネなどが付着しています。特に白いプラスチックの鉢だと目立ちます。

 

濡れたタオルで時々サッと拭けばいいのですが、なかなかそこまで手が回りませんよね。

 

ベランダに出した大型のものは、特に砂ボコリで汚れることが多いもの。風の強い日には抱えて取り込まなければなりませんし、手摺り近くの高い位置に飾ってあるものは、風で落下すればそれこそ一大事…

 

気が滅入る話ばかりでごめんなさい。


 

支出を差し引いても十分に存在する観葉植物のメリット(収入を考える)

では、それに対して「収入」も見てみましょう。つまり、この子たちはあなたにどれだけのメリットを与えてくれていますか?

 

買った時は「これで素敵なインテリアに」と期待感ワクワクでしたね。

 

「グリーンがあることによって、心が安らぐわ」

「部屋の空気もキレイになるし」

 

新品の時は、確かにそうでした。

 

でも、「今の」この子たち、本当にそうでしょうか?ただ何となくそこにあって、ホコリだけがたまり続ける。

 

・ゴチャゴチャした部屋の風景の中に溶け込んで、所帯染みてしまっている。

・薄汚くなった観葉植物を見ると、少し悲しい気持ちになる。

・ベランダで洗濯物を干すたびにつまずいてジャマになる。

・ホコリまみれの葉っぱは、部屋の空気をキレイにするどころか、汚染源?

 

そんなことになっていないでしょうか?

 

特に、玄関や店舗に置いてある観葉植物は、「お客様」の目に触れます。よほど丁寧に手入れをしていないと、あなたのイメージを勝手に割り引いて伝えてしまうこともあるのです。

「ずさん」
「がさつ」
「いい加減」
「すさんでいる」
「だらしない」…

 

 

まとめ

収入=癒し、わが家のイメージアップ
支出=製品原価、手入れの時間と技術、回りに対するリスク管理

 

収入>支出 ・ 収入<支出

あなたの家の観葉植物は、実は「赤字」になっていませんか?

 

残念ながら、買って置いておくだけで「黒字」にはなってくれません。収入を得るためには、手間と時間と心をかけなければならないようですね。

 

いま赤字だということは、将来的にも累積赤字が増え続けるということかもしれません。

もしかして、ない方がマシ?いま、「損切り」しておいた方がいい?

 

これは

実はこれからモノを買う時にも考えなければならないポイント

 

「可愛い」とか
「素敵」とか
「便利」よりも大切なこと。

 

「これは、買った後もずっと黒字をキープできるモノなのか?」

 

つまり、キレイに保つためにどれだけ手間がかからないか、という視点です。


他にも、赤字になっていることが多い例をご紹介しましょう。

 

毛足の長いバスマット(トイレマット)

豪華に見えますが、汚れが毛足の奥深くたまり、乾きにくくて不潔になります。かさばるので、洗うのもひと苦労。「風呂上がりの濡れた足を拭く」だけなら、ホテルにあるようなタオルで十分。サッと洗えます。

 

クルクル巻き上げる式の風呂のフタ

素材の継ぎ目には汚れが、凹凸部分にはカビがたまります。丁寧に取ると重労働なので、どんどん黒くなります。なるべく1枚の平たい板状のものがおすすめです。

 

リビングの棚に置いてある飾り物の数々

トラのたてがみ、シャケをくわえた熊の毛並み、花束やバスケットの編み目、少女のレースの衣装などにホコリがたまり、実はとてもみすぼらしくなっています。中央に凹凸のないガラスの小さなオブジェを置き、マメに磨いておけば、キラキラしてキレイです。

 

せっかく高い車を買っても、汚れていたらステータスは半減します。人を乗せる時に、自分の所帯道具をどけてとりあえず、というのも決して印象のいいものではありません。いつも車内外をキレイにしておく時間が十分にない限り、赤字に転落していることが多いようです。

 

あなたの時間もお金も大切なもので、しかも限りがあるものです。

 

「これは必要に決まっている」
「みんな持っているし、ないわけにいかない」

 

という思い込みを、少しずつでも見直していきませんか?

 

これから家を購入したりリフォームをしたり、うれしいビッグチャンスもあるでしょう。

 

その時に備えて、小さなモノ選びから「手入れの手間」というコストを見る癖をつけると良いでしょう!

<人気記事> 響城れいさん監修のこちらの記事も、よく読まれております。

201412-osouji-cover1.jpg
大掃除の鉄則(1)大物を攻めるよりも、まずは細かな見栄えから









この記事を書いた人
響城 れい(Rei Hibiki)

ワーク&ライフイノベーター ( 女性活躍推進コンサルタント )
株式会社ダブルビーイング 代表取締役社長



神戸大学卒業。兵庫県立神戸高校卒業。兵庫県芦屋市出身。菊正宗酒造株式会社人事課勤務。子育て中に30歳で再就職。ハウスクリーニング運営20年、2,000件以上を施術。北海道ガス関連会社のハウスクリーニング事業の立上げを指導。現在は全国各地で年間200回以上の講演、研修を受託している。

オフィシャルサイト http://hibikirei.com/

 






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