先日ツイッターで
「靴下を洗う時に洗濯ネットを使う」
というのを見てびっくり!
実は今まで、靴下洗いについて洗濯ネットを使うことを考えたことがなかったから、なのですが。
確かに、我が家も子どもが小さいうちは泥汚れがひどかったので前処理(先に靴下だけを手洗いしてから洗濯機へ)したこともありましたが。
では、ちょっとこの機会に考えてみましょう。
下に続く
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<関連動画>
暮らしのマイスター 洗剤と水の繊維に染みこむ泥汚れの違い/17秒/ライオン
40度くらいのお湯に酸素系漂白剤を溶かし、30分~2時間浸け込みます。
その後、その浸け液ごと洗濯機に入れて普通に洗います。
では、この複合型の汚れの場合、どうすれば良いのでしょうか?
順番としては、まず1の泥汚れ→2の皮脂・汗汚れの順に洗います。
以前、とある洗剤メーカーさんが講師をされたセミナーに出席した時に聴いたお洗濯のコツがあります。
・タテ型(パルセーター型)洗濯機の場合、汚れのキツイものほど底に入れる
・汚れの付着している面を外側にして入れる
靴下の場合、表の泥汚れを取るか、裏の皮脂・汗汚れを取るか、と言ったところでしょうか。
上記のように、泥汚れ→皮脂・汗汚れの手順を踏んでいればどちらでも良いと思いますが、表面の劣化(毛玉や色落ちなど)を考えれば、裏向けの方が良いと思います。
泥汚れが気になる場合は、表のまま洗えば良いでしょう。
洗濯ネットを使うと、生地には優しいですが、反対に言えば機械力(洗濯機の水流など洗う力)が減る(直接当たらない)のでどうしても汚れ落ちは低くなります。
ただ、靴下の数が多い場合などはネットに入れた方がまとまっていて取り出す時の仕分けが楽だと思います。
洗濯ネットを使う場合、汚れ落ちを考えるなら、なるべく目の粗い、少し余裕のある大きさのものを選ぶと良いでしょう。
皮脂汚れなどには弱アルカリ性の洗剤が有効です。
液体洗剤は中性が多いですが、事前に酸素系漂白剤で処理をしていたら中性洗剤でも大丈夫です。
また、事前処理をしていない、でも汚れは気になる!という場合は、液体酸素系漂白剤を汚れに直接塗り、洗濯するのもOKです。
これは、ワイシャツのエリ汚れでも同じです。
*ご注意ください*
今まで書いてきたのは、あくまでも綿や麻、合成繊維の生地の場合です。
シルク(絹)やウールなどの動物繊維の靴下の場合は、必ず中性洗剤を使用しましょう。
(動物繊維はアルカリ性に弱いので)
そして、洗濯機ではなく手洗いしましょう。
このイドカバネットでも今まで靴下洗いが度々登場しているので、そちらもご覧くださいね。
「青春応援団!茶色いソックスの泥汚れを落とす洗濯の極意!」
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