12月〜1月にかけて増えるものといえば、忘年会・クリスマスパーティー・新年会などの酒席・宴席。
その時、ついついお酒をこぼしてしまい、スラックスやスカートなどを汚してしまうことも多々あると思いますが、その時、手短な「おしぼり」で拭いたりしていませんか?
よくあるあるな話ですが、実はおしぼりで拭いてはダメなんです。
今日はお酒の席でのNG例として、おしぼりによる衣類の脱色を
お話ししたいと思います。
下に続く
電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
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読みにくいと思いますので、以下をごらんください。
大切な服なのにシミが…
どうしたらいいの?
忘年会なども増えてくるこの時期。大切な服にお酒をこぼしてしまった…なんてことも。そんな時の応急処置、間違っては大変。修復不可能にならないように、クリーニングの豆知識をご紹介します。
お店でお酒を飲んでいて
こぼしてしまったらどうするの?
まずは、おしぼりでゴシゴシ拭き取って…なんて良くある場面。でもそれは絶対にNG×。
飲食店のおしぼりには、低濃度の塩素系漂白剤(「ハイター」等に含まれる成分)が残っているため、拭き取った部分だけ色落ちしてしまう恐れが…。おしぼりとしては、そのおかげで手の汚れがキレイに落ちるのです。
ゴシゴシも絶対にNG×。汚れが繊維の奥まで浸透して落ちにくくなり、こすった部分は白っぽくスレてしまいます。特にシルク、麻、テンセル等のデリケート素材は絶対にこすらないで。
乾いたティッシュペーパーや、ペーパーナプキン等に、シミを広げないようにそっとお酒を移していくイメージで。家で洗えるものは次の日に洗濯を、洗えないものは、次の日に当店(クリーニング店)にご相談を。
(つまり)
「シミを広げない」「こすったりして繊維を傷めない」応急処置で大切なことです。
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おしぼりで拭いてはダメと書かれておりますね。
早く拭きたい気持ちはわかりますが、そこはグッと堪えて。
おしぼりの使用は控えてくださいね。
また、食べこぼしでも同様です。
おしぼりでつまみ取ったり、調味料のシミをおしぼりでつまむのも、塩素系漂白剤が衣類に移り、脱色(色落ち)を進めてしまいます。食べこぼしでもティッシュなどで固形物をつまみとり、後は多少の見栄えは我慢して、翌日洗濯やクリーニングをしましょう。
お酒の席が多くなる12月・1月。とっさの対応としてぜひ覚えておいてください。
![]() ゼンドラ株式会社・代表取締役 クリーニング・テキスタイルレンタル業界の専門新聞社。当サイト「イドカバネット」の運営を行ないながら、洗濯の楽しさ・クリーニングの素晴らしさを伝える。最近は、洗濯サービスと他業とのコラボレーションを研究し全国を奔走している。 オフィシャルサイト http://www.zendora.co.jp |
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