知ると納得!夏の洗濯 ~繊維の話は科学です~
発色の美しさで人気のレーヨンは、実は水が苦手。…と言うのも、木材パルプから絹に似せて人工的に作った繊維だからです。
水に濡れると、紙と同じように強度が著しく落ちてしまいます。
汗が付いてしまったレーヨン素材のカットソー・ブラウス・カジュアルシャツなどは、水洗いするウエットクリーニングに出したいものです。
綿・麻などの天然繊維は短い繊維をよって糸を作り、それを織って生地として仕上げています。
そのため、引っ張りに弱いのが難点。
洗濯機で問題なく洗える印象がありますが、実はデリケートな素材なんです。大切な品物はネットに入れたり、弱水流や手洗いで洗うなど一工夫が必要です。優しく扱いましょう。
木綿のような天然繊維は水を含みやすいため、水分中に放電しやすいのが特徴。
逆にポリエステルなどの化繊は水を含みにくいので静電気が発生し、汚れを吸い寄せてしまいます。
天然繊維と化繊は分けて洗うのばベストです。
羊毛が原料のウールは、人の髪の毛同様キューティクルで覆われています。
水に濡れるとキューティクルが開き、強い力でもんだりこすったりすると、互いに絡み合い、衣類が傷むので注意が必要です。
洗濯はドライクリーニングがベストです。
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