今年も5月からクールビズが始まりましたね。5月1日にはニュースで自治体の官庁などの職場が映されましたが、やはりどうもカジュアルな印象を受け、ビジネスシーンとしてはしっくりきません。環境問題と時代の流れには逆らえませんね。
しかしあえて逆らうように、今日はネクタイを締めることを前提とするワイドスプレッドカラーについてお知らせしましょう。一応言っておくと、ワイシャツのエリの話です。
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写真を見てわかるように、通常のレギュラーカラーよりも襟羽の開きが広いものを、ワイドスプレッドカラーと呼びます。
ネクタイを締めるシャツとしては、むしろワイドスプレッドカラーの方が主流となっています。それは今日売られているスーツが、ボタンダウンよりもワイドスプレッドという襟の形の方が相性がいいからです。
それと注目して欲しいのですが、画像のワイシャツはとてもシンプルなデザインなのにとてもお洒落に見えませんか?
実際にシャツはシンプルであればあるほどお洒落に見え、生地の良さでその人の余裕を表し、選ぶエリの形や柄でその人のセンスを表すと私は思っています。
私も持ってはいますが、襟の裏に柄が入ったもの、二重襟、ボタンの派手なもの等、飾りが付いたものがついついお洒落と勘違いして買ってしまいます。
話をワイドスプレッドカラーに戻しますが、特に今のトレンドになっている襟型だけあって、お洒落な人はみんなワイドスプレッドです。
なぜワイドスプレッドが良いかって、これは一着3万円近くするイタリア製のインポートシャツがみなワイドスプレッドだからですね。まるっきり3万円のシャツを着ている人と同じように見えるという、裏技です。
ボタンダウンは逆に格安のシャツがこぞって採用してしまったために、少し安っぽいイメージがついてしまっていますね。もちろん、ボタンダウンが全て悪いというわけではありません。ボタンダウンのシャツにも優れたデザインの物もあります。
あくまでも普通に買うならワイドスプレッドカラーの方が、しっくりお洒落に見えるってだけです。
クールビズ真っ最中ですが、ワイドスプレッドのワイシャツにブリティッシュスーツを合わせてみませんか?
この記事を書いた人
村上裕之(Hiroyuki Murakami)
山口市のクリーニング店の2代目。趣味はおいしいものを食べることとマンガを読むこと。会社のミッションは服を大切に着る文化づくりに貢献すること。最高のクリーニングを提供するためお客様からいただく納期に対して地域に募金をしたり、J2リーグ所属「レノファ山口」のユニフォームクリーニングなど地元に貢献中。
オフィシャルサイト
http://murakami929.jp
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