全国各地で今年の最高気温が更新される季節になってまいりました。暑いのは苦手です。
そんな私が愛用しているのがUVカットの日傘です。
紫外線も気になるし、暑さ対策にも欠かせませんよね。特に、暑さに身体が慣れるまでのこの時期は熱中症にも油断しがち。しっかり対策を取りましょう。
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電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
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日光には目で見える「可視光線」のほかに赤外線や紫外線、X線、ガンマ線などがあります。そしてこの時期特に気になるお肌に影響があるのが紫外線です。
よく言われる「UV」(ウルトラバイオレット:Ultra Violet)は紫外線のことで、波長によってA波、B波、C波があり、地表まで届くのはA波とB波。C波はオゾン層によって守られていますが、近年のオゾン層破壊により地域によっては地表へと届いてしまう恐れがあるといわれています。
A波とB波をかなりおおざっぱに説明しますと、A波はお肌の中まで浸透してシミやシワの原因になり、B波はお肌を赤く焼いてしまいます。
そんな悪影響から守るために日焼け止めクリームやローションを使用しますが、そこに書かれてあるのは記号の「PA」と「SPF」。
「PA」はUVA防止に効果があり、「+」の数が多い方が大きい効果が望めます。(上限4)
「SPF」はUVB防止に効果があり、お肌を赤くする(人によって10分~20分と言われていますが)速度を遅くする働きがあります。(上限50+)
<例えば、PA+++、SPF30の場合>
UVAの防止は非常に効果があり、UVBの防止は(20分の場合だと)20分×30=600分(10時間)効果がある、となります。
ただ、数値が大きくなると効果も大きくなりますが、お肌の負担も大きくなるのでお肌の性質と用途に合わせて選ぶのがいいです。
紫外線を防ぐ方法は反射と吸収があります。
傘の表面をコーティングして日差しを反射さすか、傘に使われている繊維に紫外線を吸収する素材を練り込む場合、または複合されている場合などいくつか方法があります。
紫外線に限っていうと、色は白でも黒でも効果はほとんど変わらないそうですが、黒は紫外線以外も吸収してくれるのと、地面からの照り返しを考えると内側は黒が一押しです。
といいつつ、私の普段使い日傘は中途半端なブルーグレー。では日傘によって温度はどう変わるのでしょうか?実験してみました。
地面に紙でできた箱の中に温度計を入れて直射日光の当たる所においてみますと・・・
見えにくいでしょうか?41.5℃です。地面なので余計に高くなるのですが・・・暑いですよね。
ここに日傘をかぶせてみました。まずはUVカット99%のブルーグレーの日傘。
置くこと約5分。
27.3℃まで下がりました!
次に、出先であまりに暑くて適当に買った折りたたみ式の日傘。色は黒です。特にUVカットはされてないタイプ。
こちらも約5分経って見てみますと
28℃です。思ったほど差がでませんでしたが、長時間使用しているとやはり体感温度の効果の差は大きく感じます。(よく見ると黒の日傘の方がはじめ若干陽射しが弱かったかもですが、すぐに照ってきたのでそんなに影響はないと思います)
どちらにしても、日傘をかぶせなかった時の41.5℃から比べるとずいぶん差があります。
最近は男性用の日傘も多く見られるようになりました。
陽射しを防ぐことにより、少しでも身体への負担を軽減しましょう!
水分補給や栄養バランスのとれた食事、休息なども忘れずに♪
![]() 洋裁や手芸が大好きな生粋の関西人♪ 繊維製品品質管理士の資格を活かすべく地道に奮闘中! |
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