皮脂やファンデーションが付いてしまった春ストールのお手入れ&お洗濯方法
春です。暖かくなってきて、気分も明るくなる季節に華やかさを添えることもできて・ちょっと肌寒い襟元にもピッタリ大活躍するのがストールですね。
この時期は薄手の軽い素材をよく見かけます。
使い方としては、服の上から重ねることもありますが直接首に巻くことも多くあります。直接巻くと気になるのが皮脂やファンデーションなどの化粧品汚れです。
洗いたいけど、どうしたらいいでしょうか?
下に続く
電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
呼吸がしやすく、蒸れないクールエアマスク「Be*AIR」
・素材はレーヨン70%、シルク30%
・水洗い ✕
・塩素系漂白 ✕
・アイロンは中温で当て布をする
・クリーニングは石油系でネット使用
付記表示として(細かく書かれてあるのをまとめると)
・摩擦や水に濡れると色落ちすることがある
・洗たくやクリーニングでも色落ちすることがある
・デリケートな生地なので爪やアクセサリーなどでひっかけないようにする
・糸がほつれたり、目寄れが生じることがある
・摩擦で毛羽立ちが生じることがある、など。
こちらはISO表示です。
上のJIS表示と比べてみると、タンブラー乾燥が✕が追加になっています。
生地を拡大してみると
気を付けて使用しているつもりでも、確かに目寄れや糸のほつれが発生していますね。
チェックしてみたら、目寄れはもっとひどいのもあちこちにあったりしました。
レーヨンもシルクも水や摩擦に大変弱い繊維ですし、先ほどの付記表示にもあった通りとてもデリケートな染色と織り方になっています。
でもこのデリケートさが軽やかな風合いを生み出しています。
こんな風合いのストールを洗いたい時はどうすればいいのでしょう?
ふんわり感は残したいし・・・
はい♪
汚れの種類でも皮脂や化粧品の汚れは油溶性となりますので、負担のかかる水洗いよりはドライクリーニングがぴったりです。
シーズン途中でも一度お手入れするか、ハードローテーションにならないように何枚かで着回しをして、シーズン終わりにお手入れをすると次のシーズンも気持ちよく着用できます。
でも、もしジュースやお茶などの水溶性の汚れがついちゃった時の洗い方は
・中性洗剤を利用する
・水またはぬるま湯でそぉ~っと押し洗いをする(揉んだりこすったりしない)
・優しくすすぐ
・軽くにぎり絞りをする
・バスタオルなどにはさんで水分を取る
・陰干しをする(無理に形を整えない)
・アイロンを当てる時は中温(150度以下)で当て布をする
素材では、シルク100%や麻、綿やポリエステルの混紡などいろんなものがあります。
普段使いからとっておきのものまで、用途に合わせて着用するとお手入れも楽にできそうですね。
![]() 洋裁や手芸が大好きな生粋の関西人♪ 繊維製品品質管理士の資格を活かすべく地道に奮闘中! |
イドカバネットは
衣類やお洗濯・お掃除など日常生活にまつわる情報を毎日お届けしています
気に入ったらFACEBOOKやTwitterから更新情報を入手してね