お洋服のポイントを左右するほど存在感があるボタン。ボタンにはたくさんの種類や色があるので、お洋服を作る時に一番悩むポイントですね。
今回は、子供服にもよく使われているスナップボタンのお話です。
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スナップボタンとは、「パチッ」という音が鳴る(英:snap)、金属のバネ機構によって開閉するボタンの事です。
糸でつけるボタンに比べて、引っ掛かりが少なく、簡単に取れにくく、割れにくい事から、子供服やダウンコート、お財布などにも使われる事が多いですね。
ただ、ずっ~~と開閉していると、金属劣化で閉まりにくくなったり、衣類から抜け落ちたりすることもあります。そうなってしまうと、特殊な修理や、ボタン交換が必要になり、専門店じゃないと直すのが難しくなってしまいます。
元々は、スナップボタンをしっかり留めるには専用の器具が必要なので、お家でつけるのはちょっと大変ですね。そこで、手縫いでつけれるスナップボタンが、身近な所では多く使われています。
針と糸でつけれるスナップボタンは、主にシルバーと黒の2色が多いですが、最近ではアンティーク風の色の物も出ていたりしますね。
3つの違いわかりますか?写真や単品だと、さほど差がわかりにくいんですが、すべて黒のスナップボタンです。
シルバーはどこで購入してもほぼ同じ色なんですが、色付きのスナップボタンになると、ちょっとした色の差が出てきます。
ちなみに
手芸店、セリア、ダイソーの順番です。
やはり、100円均一の物は、多少色が薄いようですね。単体で買っていれば気づきにくい事も、比べてみると、黒の深みがちがいます。
シルバーと黒のボタンだけでは、お洋服によっては、ボタンばかり目立ってしまいます。そんな時に良いのが、半透明のスナップボタンとクルミスナップボタンです。
半透明のスナップボタンは、プラスチックなので、金属感が全くなく、お洋服を選びません。ただ、金属製の物に比べると、こわれやすいですね。
クルミスナップは、お洋服の色と同化させることが出来るので、カラフルなお洋服につける時や、ボタンの存在感を消したい時などに重宝します。
写真に写っている物は、市販されている物ですが、クルミスナップはご自分でお好みの色で作る事も出来るんですよ!
次回はクルミスナップボタンの作り方をご紹介したいと思います。
![]() ファッション大好き!大手アパレル企業・染み抜き屋を経験し、数々の想い入れのある衣類のケアをおこなう職人。現在は、福岡市を中心に、染み抜き、染色、デニムリペア、リフォームなど、洋服のトータルメンテナンスで活躍中。 オフィシャルサイト http://niyaho.blog.jp/ |
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