化学物質 DHMO の恐怖
現在は、様々な用途で化学物質が添加物として使用されています。その中には、人体に人らかの影響を及ぼすものが、決して少なくないでしょう。私もクリーニングを職業としており、数多くの化学物質を取り扱いますし、広い範囲で勉強をいたしております。
その中に、我々の生活で密接に関わりながら、人体への害があり、更にそれをあまり認識されていない「DHMO」と呼ばれる化学物質が存在します。
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電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
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宅配・保管クリーニング(ラクリ)
そのDHMOの危険性は次の通りです。
①酸性雨の主成分である。
②地球温暖化の原因である。
③植物が高レベルのDHMOにさらされると、成長が阻害されたり枯れることもある。
④末期がんの腫瘍細胞中に、DHMOが存在することが確認されている。
⑤固体の状態のDHMOに、長時間触れていると皮膚障害を起こす。
⑥ほとんどの金属は、DHMOにより腐食や劣化する。
⑦自動車のブレーキや、電気系統の機能低下の原因となる。
さてDHMOとは何でしょうか?
鋭い方は、お気づきかも知れません。DHMOをネットで検索されたら、関連のサイトが沢山出てくると思います。
実はこれは有名な話なので、1997年、当時14歳のネイサン・ゾナー君が製作したレポートです。
DHMOとは、dihydrogen monoxideで、和訳すると「一炭化二水素」つまり「H₂O」水のことです。固体の水、つまり氷に長時間触れていると皮膚障害どころか凍傷になります。
このレポートのタイトルは「我々はどのようにして騙されるか」でした。全体が見通せない状態で、言葉巧みに一部の情報だけを積み重ねると、本質を見失うことを思い知らされるレポートだと思います。
さて、冒頭にも述べたように、日常生活には様々な化学物質が存在することは事実で、それがどの様な物質であるかの情報開示と、それを使いための知識は必要だと思います。
それと、もう一つ理解して頂きたいことは、ゼロリスクは存在しません。まして化学物質はダメ、天然は大丈夫なんて事はございません。
お洗濯に関しては、これからもいろいろと情報を発信していきたいと思います。出来れば皆さんのご意見も伺いしたいと思いますが、私の記事で、洗濯や洗剤に興味を持っていただければ幸いです。
(文/Takeshi Tsukiyama)
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