今日は「衣類の素材別 お手入れ方法 part2」をお届けします。
フリースは通気性がよく水分を蒸発させやすい特徴があります。
着こなし方としては、
風を通しやすいためインナーから中間着として着用するのがよいでしょう。
また、静電気が
発生しやすいためにホコリを吸い寄せやすく、毛玉の原因ともなります。綿素材のインナーは避けましょう。
毛玉が出来やすく、一度毛玉になると繊維の張力が強いためになかなか取れません。
毛玉をつくらないためには、洗濯の際ネットに入れて中性洗剤で洗う、柔軟仕上げ剤を使って下さい。
着用時に帯電防止スプレーを使うのも良いでしょう。そして、乾燥機は避けてください。毛玉になったら、ハサミで切り取ってください。
下に続く
電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
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一日着用した後は、上から下へ毛並みを整えブラッシングしてください。
同じ服を連日着るのは避けましょう。一日着たら一日休ませてください。
動物性の親水性繊維です。水分を含むと繊維が膨らみ、非常にデリケートな状態に
なります。
その様な状態で、洗剤を使って洗うのは難しいことです。基本的にはドライクリーニングしましょう。
手洗いの表示があるモノは、30℃前後のお湯に中性洗剤をよく溶かして、
手で押し洗いしてください。
汚れの目立つ部分は使わなくなった歯ブラシで軽く叩くようにブラッシングしてください。濯ぎ終わったらバスタオルを敷き、そこに形を整えて置き、巻き取りながら水分を
取り除いてください。
毛玉が出来たら、ハサミで切り取りましょう。むしり取ると正常な繊維まで取ってしまいます。
大変デリケートな繊維です。汗や紫外線を嫌いますので、特に中間着は着用後
出来るだけ洗うようにしましょう。
手入れが悪いと襟や脇が黄変してりカビ・虫食いの
原因となります。保管する場合は、ブラッシングせずに柔らかい布を使って織り目に沿ってホコリを払い、型くずれをしないようにハンガーで吊して陰干ししましょう。
基本的にはドライクリーニングです。しかし、特殊加工されているモノで手洗いが出来るモノも在ります。購入時に品質表示を確認しましょう。
主にダック(ガチョウ)とグース(アヒル)の綿毛を使われています。一般的にグースが
高級品とされ、特にポーランド産が最高級です。羽毛独自の油分が在るために、ドライクリーニングでは羽毛を痛める可能性があります。
クリーニングに出される場合は、なるべくウエットクリーニングを指定しましょう。
着用後は、襟・袖口など汚れやすい部分を、固く絞ったタオルで拭き取り、風通しのよいところで出来るだけ圧迫されないように保管しましょう。家庭で洗う場合は、中性洗剤で洗ってください。
但し、羽毛が水分を含むとかなり重くなります。従って、大型の洗濯機かドラム式の洗濯機が必要です。
さらに問題は乾燥なのですが、自然乾燥だと羽毛が元通りに膨らまなかったり、かび臭くなったりします。
ダウン製品が入る乾燥機か、コインランドリーなどを利用しましょう。
カシミヤは、カシミヤ山羊の産毛だけを使用します。一頭から取れる産毛は役150㌘と非常に少なく、又4.5月の春頃でしか採集できないので、大変希少価値の高い繊維です。
デリケート素材なのでドライクリーニングをお勧めします。手慣れれば、形を崩さずに押し洗いで手洗いができます。しかし、繊維が水分で膨張するとフェルト化する危険がありますので、注意が必要です。
雨などで部分的に濡れたときに、その部分がシミになることが在りますので気を付けましょう。
毛玉はハサミで切り取りましょう。
(文/Takeshi Tsukiyama)
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