よく「毛玉のできやすい衣類はどんな衣類?」という質問を受けます。
明らかになりそうなふわふわ毛が起毛しているような製品ならわかりますが、一概に言えないというのが本音です。
今日は毛玉になりやすい衣服の見分け方です。
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毛玉になりやすいと言われているウールやアンゴラ、カシミヤの洋服でも、毛玉になりにくい衣服を着た経験のある方もいらっしゃると思います。
基本は『衣類の編み方と素材』によって発生の有無が決まりますが、実際は判別しにくく、メーカーでも専門的な試験(ピリング試験と言います)をしなければわかりません。
また、高額で丈夫な衣類などであっても、一概に『発生しない』とも言えません。毛玉はほとんどの繊維で発生しますが、問題は目立つように残ってしまうことであり、発生してもすぐに切れて落ちてしまうものは問題にならないのが現状です。
また日頃の着用で、シートベルト、バック、ショルダーバックの紐等で、激しく摩擦されるのであれば、どのような衣類でも擦り切れるか毛玉になってしまうのは必然なのです。
そこで購入前に毛玉になりやすい衣類か見分ける一つの解答を示します。
購入前に唯一見分ける方法は! 「購入時に、衣類についている縫い付けタグをよく読むこと!」です。しっかりした衣類メーカーは、繊維試験会社にその衣類の試験を行ってから販売しています。試験結果から「毛玉になりやすい」と判断された場合は縫い付けタグに「デメリット表示」を書いています。そこに衣類製品のいろいろな弱点(色が抜けやすいとか)が書いてあるのです、場所は衣類の脇下や、ポケットの中にあります。

「ピリング(毛玉)になりやすい製品です」とか「毛玉は××で処理してください」などと表記されている衣類は、比較的毛玉が発生しやすい衣類なので、購入前に注意して購入してください。
多少の毛玉ができても「素敵なデザイン!私を呼んでいる」ってこともありますので。
縫い付けに書いてない製品でも毛玉になることもありますので、そこはご了承ください。あくまで目安です。
(文/Yoshihiro Tamura)
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